*阿寒湖*魅惑のアイヌ飯 | Chikako Yonehara
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*阿寒湖*魅惑のアイヌ飯

阿寒湖のそばには綺麗な湖だけじゃなく
かつては北海道の先住民「アイヌ」が多く住んでいて
今でもその文化を残そうとしている村「アイヌコタン」がある。
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アイヌの踊りを披露するショーも行っているんだけど
アイヌコタンで食べるアイヌ飯がまたウマい。

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『丸木舟』さんで食べた「ユクカム オハウ(鹿肉のスープ)」
脂身多めの鹿肉を6時間かけてコトコト煮込んだ塩味のスープ

脂身はギトギトしてなくてすごくまろやかでやさしい味。
行者にんにくがいい出汁を演出していて
寒いときに飲むと体も心もあったまる。
あついときに飲んでも多分心はあったまる。

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『ポロンノ食堂』はアイヌ飯を現代風アレンジした料理が魅力。

雪の下でじゃがいもを自然発酵させて作る「ポッチェイモ」をまさかのピザにした「ポッチェピザ」
かりっともちっとしたじゃがいもの酸味ととろけるチーズの奇跡の出会い、
和でも洋でもない新しい味がきっとアナタを幸せでいっぱいにしてくれるでしょう。

諦めきれなくてひとりでもう一品注文!


店長オススメ「ユック丼」
タレに漬け込んだ鹿肉がどどーんと乗った贅沢などんぶり
さらにワガママを言ってごはんをにころ豆・いなきび・キトピロ(行者にんにく)の炊き込みごはん「アマム」にしてもらいました。
行者にんにくの食欲を誘うかほり…!
香ばしくて、豆ときびでぷちぷちした食感も楽しめるごはん
味がしみこんだやわらか~いお肉
ガツガツかっくらうしかないよね…!
店内もアイヌオシャレで大満喫。


アイヌ民族が日常的に飲んでいたという「シケレベ茶」も近年稀に見る激苦っぷりで
貴重な体験ができました。

野性味あるごはんで
わたしも野性味を取り戻しました。

つづく

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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