EM総本部ことコスタビスタ沖縄を抜け出したわたしたち…
帰る予定だったがバスに乗る直前で盛り上がってしまい
気が付けば那覇からさらに北上したところにある北谷(ちゃたん)へ辿り着いていた…。
~これは「沖縄に行くなら4月か11月☆」という沖縄県民の言葉を忠実に守って沖縄に訪れたにも関わらず
4日中数分しか太陽と出会えなかったひとりの女と妊婦さんの物語である~
ホテルは”ベッセルホテルカンパーナ沖縄”。
妊婦さんはひとやすみするというので、わんぱくうさこだけで
在日米軍施設が集中していることからアメリカ感溢れる街並みを再現した”アメリカンビレッジ”を探検だ!
…人の気配がなく、空は切れ間のない雲が覆う。
ただ街だけが浮かれている白んだ景色はまるでホラーゲームの舞台のようです。
もちろんお店へ入れば店員さんたちがあたたかく迎えてくれるのですが、
この景色は世の中にわたしたったひとりきりなんじゃないかという不安がよぎります。
むしろ徐々にその感覚が楽しくなってくる!
ホラーゲームなうin北谷!
じきに霧のような小雨がわたしを覆う。温度もどんどん下がっていく。沖縄ってなんだっけ。
はっ…そうだ…。
わたしはリアルホラーゲームしにきたんじゃない…。
沖縄に来たんだ…。
太陽サンサン沖縄ビーチを…感じたいんだ…!
ホテルに戻ったわたしはなんと天気の神様にどれだけ晴れを求めているかについて手紙を書き始めます。
錯乱しすぎもいいとこです。
傍らには9人のなかまたち…
復活した妊婦さんを含めて総勢11人で天気の神様に祈祷です。
神様は果たして言うことを聞いてくれるのでしょうか…!
つづく