写真展。 | Ako Tanaka
Ako Tanaka

写真展。

※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです

 

Dolce & Gabbanaが、extreme beauty in VOGUEと題し、US VOGUEに掲載された歴代のビューティ写真で写真展を開催。
Palazzo del Regioneという、市が管理している場所での一大ビューティ文化イベントとなり、ミラノ中が大騒ぎ。会場を構成したのが、ジャン・ヌーベルというのも話題をよび、多くの人が集まる盛大なパーティになりました。
ちなみにジャン・ヌーベルの会場構成では、絵の前に肘掛け(というかもたれかかる止まり木のようなもの)があり、そこに肘をついて前のめりになって観覧する、というのがコンセプトだそう。

ペン、アヴェドン、ニュートン、アニー・リーボビッツら錚々たる面子の写真が会場を埋め尽くす中、
スティーブン・クラインの写真が入り口にど~~んと、それもかなり大きく飾られているのが印象的でした。
現役ながら同等な扱いを受ける、彼のすごさを感じながら、会場を回覧。意外にさくっと見れちゃいます。
ミラノに行かれることがある方で、ビューティ、ファッション、アート、写真好きなら絶対にお薦めです。

その会場で、アメリカンVOGUEの編集長、アナ・ウィンターさまを発見。
Pradaを着た悪魔のモデルになったと言われているのが彼女。伝説になるであろう女性。

aw/アナウィンター.JPG
さらには写真好きが高じて、出版業まで手を伸ばす我らがカールさま。
彼亡き後のChanelの後継者はいないと言わしめるほど、業界中が崇拝する現役デザイナー。

aw/カールラカフェルト.JPG

ファッション業界を牛耳っていると言っても過言ではないふたりです。
他にもGucciのfridaやmiuccia Pradaさんなど、飾られている写真もすごいけど、
パーティにいらした面子も、錚々たる顔ぶれでした。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
ako tanaka│blog│numero.jp Numero TOKYO エディターズブログ

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