キャットウォーク 前半 | Ako Tanaka
Ako Tanaka

キャットウォーク 前半

※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです

 

私が見たコレクションから、ダイジェスト版で気になったものをセレクトしました。

まずはLanvin。
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Lanvinは相変わらず、素晴らしい出来で、ジャーナリスト評も高い!
働く女性が癒される事を願い、バイアス使いをドレスにちりばめ、
流れるようなコート、身体を包み込むようなドレス、肌にまとわりつくシャツを提案。
コレクションの美しさは当然ながら、このコンセプトも女性のハートを掴んでいます。

拍手喝采、スタンディングオベーションの嵐でした。

そしてDior。
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Diorの今シーズンは、アジア~中国~インドなど、シルクロードを旅している気分を盛り込み
Diorらしいコレクションに落とし込まれています。
黒いコクーンシルエットのドレスは、はりのあるシルク素材が魅力。
欲しい!!と私の全神経を虜にしてしまいました。展示会でゆっくり見ないと!
こちはミラノからMaurizio Pecoraro。
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モダン・ヴィクトリアンな女性像で、コレクションを発表。
モダン・ヴィクトリアンでありながら、素材の軽さやシルエットのフェミニティにこだわっているので、
美しい仕上がりに! 09-10秋冬はシックなブラックドレスを一枚ゲットしてください。
パリコレクションに戻って、Loewe。
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デザイナーのスチュアートがデザインを手がけ3シーズン目となりますが、
2シーズンは展示会形式で見せていた彼が、今シーズン初めておこなったキャットウォークショウ。
素晴らしかったです。 Sooooooo CHIC! シックでエレガントでモダンでビューティホー。
お金がいっぱいあったら、着たいですね~~♪

そしてRiccardo TisciのGivenchyもクール。
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ショウ前にエディターやジャーナリストたちがそわそわしていたのがGivenchy 。
何が出てくるの? どんなコレクション?? と期待度満点。
いつものアグレッシブな攻めのスタイルも盛り込まれていたけれど、
やはり着たい!と思わせる、リアルクローズに仕上げられていました。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
ako tanaka│blog│numero.jp Numero TOKYO エディターズブログ

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