北京の続き。 | Ako Tanaka
Ako Tanaka

北京の続き。

※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです

 

翌日、帰国前のひとときを使って北京市内を観光しました。
まずは北京でもっとも氣がいいと言われている場所に。
そこには引退(この概念がコムニズムにあるのか否かは?ですが・・・)されたような
初老の男性たちが何する訳でもなく集い、時間を過ごしています。

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もちろん彼らは何もしてしません。目的は飼っている鳥にいい空気を吸わせているだけなのですから。

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みなさんが飼っている鳥は、画眉鳥(ガビチョウ)という名の鳥で、眉毛が描かれたような顔からそう名付けられたそう。
どうやら、この鳥を何匹も飼うことが、美しい余生の過ごし方だそうです。

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不思議な言い伝えだそうで、こちらの男性、ぶるんぶるん鳥かごを振っています。
もちろん鳥ちゃんは中にいて、バランスをとっているはず・・・。
こうやって、鳥に運動をさせて肥満とか文化病とかを解決しているそう・・。すごい発想(汗)。
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こちらが案内してくださった原口純子さんと彼女の本「踊る大北京」。
北京には15年(っておっしゃってた覚えたが・・・?)とにかく長~~く住んでいらっしゃいます。

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大都会、北京には不思議な建物もたくさんあります。
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人が賑わう商店街。
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不思議なモノも売られています。
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こちらは、ここはこれからこうなりますよ~~!という開発中の壁の画像。
原口さんいわく、たまにセレブの写真もあるそう。さすが中国。なんでもあり!です。
上の写真、左はDiorの今住くん。&中国人コーディネーターさん。
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おみやげは、ジャスミンティ。
手際よく、50gずつを紙に包んで2個セットに包んでくれます。
この2個の袋をひとつにすることが、福を運ぶと言われているそうで、みなさん、セット買いしておられました。
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最後に、中国での1ショット。
スピーディな2日間でした。Diorの皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
ako tanaka│blog│numero.jp Numero TOKYO エディターズブログ

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