Burberry Prorsum | Ako Tanaka
Ako Tanaka

Burberry Prorsum

ロンドンコレクションに参加してきました。

Burberry Prorsumのコレクションは、60年代のJane Shrimptonがテーマだけあり、

愛らしく軽快で、一昔前を想起させるコレクションがずらり。

どうやら、昔の素材の風合い、あの立体感を出すために、

すでに使われなくなった織り機を求めて、イタリアの工場を周り、

またその織り機を使いこなせる職人を探しだし、

今の時代にあった、レトロな素材を生み出したというから、なんとも手の込んだ行程です。

 

 

ねっ、なんだか懐かしい風合いでしょ?

さらには最後に雪が降ってきました!

 

かと思えば、デジタル・アクティビティがお盛んなBurberryは、

街の人たちにトレンチの着こなしをアップしてもらい、

それらが投票できart of the trenchなるサイトを立ち上げネット上を賑わせたりと、

会社全体がヤング層である所以が垣間みれる。

このギャップが面白くて、Christopher Baileyに取材する機会をいただいたので、

そのあたりを尋ねてみた。

「最新のデジタル化と古くからある良きもの。これらはまったく異質のもので、

デジタルで作るものが、古くからあるものにとって変わるとはまったく思っていません。

どちらも存在するのがこの時代だし、僕たちはまさにそこに生きているのです!」とのこと。

 

勉強になりますね~。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
ako tanaka│blog│numero.jp Numero TOKYO エディターズブログ

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