中秋の名月、実感なり | Ako Tanaka
Ako Tanaka

中秋の名月、実感なり

夜空に浮かぶ本日の月は、中秋の名月かと、

夜道を歩きながら空を仰ぎ、帰路につきました。

この、落ち着かない日本全土の夜空に浮かぶ満月を、

日本中の人たちがいろんな想いを込めて眺めているのかと思うと、

複雑な気持ちになります。

中秋の名月・・・天災続きの日本に、希望と癒しを降り注いでくださいませね。

帰路の間、ススキを飾っておだんご盛りつけて、月をめでて豊作を祝う、のかな?と、

思い返してみた。いや、独身貴族の頃は、まったくもって、

そこで立ち止まってませんでしたから。

調べてみたら、旧暦の8月15日の行事だそうで、常に満月とは限らないそう。

最近の研究では、収穫祭を祝う夜という説が諸説ある中、有力なのですって。

日本の風光明媚、子どもがいないと完全スルーしてましたね~。

 

 

ということで、本日帰宅したら、寝静まったお家のリビングに、

娘と母の二人で名月を愛でた痕跡が残っていました。

残りのおだんごは、「ママと弘乃お姉ちゃん(私の妹)が食べるよね~」と、娘は楽しんで、

中秋の名月の夜を満喫したのだそう。

未だ、窓の外には満月が煌煌と照っています。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
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