154号で取材をした米原康正さん推しの北島麻里子さんの作品、無事購入♡|私たちのモノ語り #011 | Numero TOKYO
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154号で取材をした米原康正さん推しの北島麻里子さんの作品、無事購入♡|私たちのモノ語り #011

「Hello」©️北島麻里子 410x530mm 抽選販売の結果、入手できました! 感謝!
「Hello」©️北島麻里子 410x530mm 抽選販売の結果、入手できました! 感謝!

見た瞬間に一目惚れした、北島麻里子さんの作品「Hello」。こちらは米原康正さんキュレーションで開催された、イギリスを代表するアーティストのジャスミン・ビーンを題材にした『R U Looking 4 Me Now』展に出品されていた1枚。

米原康正こと米ちゃんが案内人となったNumero TOKYO 154号「ガールズカルチャー最前線」。こちらでも北島麻里子さんをフィーチャーしています。

北島麻里子さんはいつも「自分自身は何者なのか?」ということを問いかけながら制作されているそうです。すべてが社会や環境との関係(反映もしているし対峙もしている)というコンセプトから自分自身を花瓶などの裏側に忍ばせているのでは? 必ず描かれるぬいぐるみも、癒しや救いを表現してるのかな〜など私なりの解釈ですが、そんな作風にキュンとちゃいます。

ちなみに104ページの「米ちゃん追っかけルポ」にて、この作品に一目惚れして欲しがっている私が掲載されています。「抽選だから応募しちゃいなよ!」の一言に即、応募。

複数の応募の中から、選んでいただきました。わあ〜いい。

私が購入したこの1枚は、米ちゃんがYouTubeで見つけたアーティストのジャスミン・ビーンが題材となっていて、北島麻里子さんがジャスミンメイクでジャスミンになって花瓶の後ろに描かれた作品になってるそうです。

気になるアート作品に出合うと、購入可能な金額に限りですが、購入しています。アート作品は、家に飾るとスペースのみならず時空間を豊かに彩ってくれる上に、自分自身を映し出す鏡のような存在にもなってくれます。なんというか……好きな服を着て鏡に映してみているような感じです。嗜好を直に、生で感じさせてくれる存在です。

「ありえないようであり得るものを描きたい」という北島麻里子さんの作品、まだどこに飾るか決めていないですが、これから一緒に生活するのが楽しみです。

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Profile

田中杏子Ako Tanaka 統括編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の編集スタッフとして 創刊から参加。シニア・ファッション・エディターを務める。2005年 Numéro TOKYO編集長に就任し2007年2月創刊、2025年3月まで務める。現在は統括編集長として本誌のヴィジュアル全般、デジタルやSNS、ECなどNuméro事業全体を担う。2021年、新プロジェクトrabbitonを立ち上げる。著書 『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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