写真家HIRO KIMURAが切り撮った、日本人男性88名の圧巻のポートレート展「HERO1」
こちらは、写真家HIRO KIMURAが数年にわたり撮り溜めた現代を代表する176名の日本人男性のポートレート展です。第1回目となる「HERO1」は、半数の88名のモノクロポートレートがずらりと並び、6月7日より6月13日まで代官山のHILLSIDE FORUMにて開催されています。
第1回目の出演者88名を並べると・・・その凄さが伝わってきます。
会田誠、青木崇高、浅野忠信、ATSUSHI、阿部寛、安齋肇、石原慎太郎、市原隼人、市村正親、イチロー、ISSA、伊藤淳史、今市隆二、岩城滉一、宇崎竜童、内田裕也、AK-69、大杉漣、奥田瑛二、賀来賢人、風間杜夫、片岡愛之助、川村壱馬、岸谷五朗、吉川晃司、清木場俊介、窪塚洋介、KREVA、桑田佳祐、後藤正文、近藤正臣。斎藤工、斉藤ノヴ、堺正章、堺雅人、さだまさし、 佐野元春、SION 、柴田恭兵、陣内孝則、菅田将暉、高橋克典、高橋幸宏、TAKAHIRO、武田真治、舘ひろし、玉木宏、チバユウスケ、Char、堤真一、ディーン・フジオカ、テリー伊藤、東儀秀樹、登坂広臣、中井貴一、中尾彬、中川晃教、永瀬正敏、中田敦彦、那須川天心、西野亮廣、野村周平、野村萬斎、萩本欽一、長谷川博己、藤竜也、藤原竜也、別所哲也、細川護煕、増田宗昭 、松井一郎、松坂桃李、みうらじゅん、三浦友和、三浦春馬、水谷豊、宮根誠司、MIYAVI、柳楽優弥、役所広司、矢沢永吉、山口智充、山崎育三郎、山田孝之、吉沢亮、吉田鋼太郎、吉村崇、渡辺謙、渡部篤郎(*敬称略 五十音順)
モノクロームで表現された男性陣は、色っぽくてお茶目で、でも鋭くて、写真の前では息遣いが聞こえてくるようで、引き込まれます。
「今回の作品で見せたかったのは、人間の美しさ。容姿やスタイルではなく、魂の姿。男性のセクシャリティほどセクシーなものはないと思っているんです。それは、特異な経験から生まれる色っぽさなのだと思います。そして、経験を積むために不可欠なのは、チャレンジすること。人はチャレンジをして、はじめてありのままの己を知る。チャレンジには大なり小なり必ず失敗がつきまとうものです。その中には、悲しみ、苦しみ、いたたまれなさ・・・心の中でいろんな感情が充満している。でも、人はそこからもう一度立ちあがろうとしますよね。僕は、その立ち上がろうとする瞬間にこそ、人間の美しさがあると思っています。(中略)」というHIRO KIMURAもまた、挑み続けている日本男性のひとりです。
写真一枚一枚に映し出されているのは、その瞬間にほとばしる、撮る人と撮られる人の関係性。第三者であるはずの鑑賞者が、作品を前に照れを感じてしまう写真の数々。その時空間をともにする共犯者のごとく、ピュアな人間らしさを目の当たりにしてソワソワゾクゾクがとまらない。男性にしか共有できないエモーションがそこには描かれているのだろうか。
ここに映し出されているのは、HIRO KIMURAが常に見つめ続け、撮りたいと切望した魂の姿なのではないだろうか。第二回目となるHERO2は、2022年春を予定しているそうなので、貴重な初回をお見逃しなく!
会期/
第1回「HERO1」2021年6月8日(火)〜13日(日)※6日間
第2回「HERO2」2022年 春
会場/HILLSIDE FORUM
アクセス/代官山駅から徒歩3分、代官山TSUTAYAに隣接。約300平米に及ぶ開放的なスペースでゆっくりご覧いただけます。
入場料/無料
特典/図録(パンフレット)販売
本写真展はチャリティ企画でして、図録(パンフレット)による収益は全額、公益財団法人東日本大震災復興支援財団へ寄付いたします。
http://minnade-ganbaro.jp/
Profile
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