中村キース・ヘリング美術館の敷地内に建つホテルキーフォレスト北杜の全貌です。 | Numero TOKYO
Art / Editor’s Post

中村キース・ヘリング美術館の敷地内に建つホテルキーフォレスト北杜の全貌です。

山梨県北杜市の八ヶ岳に立つ、ホテルキーフォレスト北杜を紹介させてください。こちらは個性的に彩られた部屋が、わずか全6室のみというホテルです。

各フロアには、現代アートが飾られていて、知的好奇心がくすぐられる空間となっています。

こちらは、かつてのジャン=ミシェル・バスキアの彼女だったといわれるスザンヌ・マルークの作品です。無造作に飾られているあたりが心地良いです。

もちろん作品の説明書きもあって、美術館にステイしている気分ですね。

現代のBlack Lives Matterにも通じるようなスザンヌの言葉と作品、必見です。

階段の踊り場にも現代アートが飾られています。

1階のウイスキーバーには、先日からスタートした、中村キース・ヘリング美術館が所蔵するパトリシア・フィールドのアートコレクションが飾られています。

ウイスキーバーには、レアなウイスキーがずらりと飾られています。

朝食は、ウイスキーバーの一角でいただくのですが、自家製ソーセージが美味でした。

お部屋の感じはこんな感じで、各部屋コンセプトが異なるので、イメージがガラリと異なります。こちらはUOSEという名のお部屋。

居心地の良さそうな空間ですよね。

こちらはMITSUという名のお部屋です。

お伝えしたのは、こんな感じでちょっとずつ、雰囲気の違うお部屋が6室あるホテルキーフォレスト北杜ですが、私たちは、離れのVILLAスタイルのヴィラ・キーフォレストに滞在いたしました。そちらも格別な空間でした。

さてさて翌日には、同じ敷地内に建てられた中村キース・ヘリング美術館へ。その様子は追って送らせていただきます!

ホテルキーフォレスト北杜
www.kob-art.com/hotel/

Profile

田中杏子Ako Tanaka 統括編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の編集スタッフとして 創刊から参加。シニア・ファッション・エディターを務める。2005年 Numéro TOKYO編集長に就任し2007年2月創刊、2025年3月まで務める。現在は統括編集長として本誌のヴィジュアル全般、デジタルやSNS、ECなどNuméro事業全体を担う。2021年、新プロジェクトrabbitonを立ち上げる。著書 『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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