Art / Editor’s Post

ラブリこと、白濱イズミの「“デジタル”と“私”との関係 私はどうやら数字らしい」展

SNSが日常となった昨今、日々のポストにどれだけいいね! がついたのか、またどれだけフォロワーを持っているのか、世の中がこの数字に惑わされ、正しいのか正しくないのか、の真価の前に、数字の可否や数量を問うといった社会に変化しています。

前作の「言葉の記憶」では、耳で聴くという新しい手法に挑戦した白濱イズミが、今作品では視覚的表現で、デジタル化された現代社会に一石を投じるといった、エネルギッシュな展覧会を開催します。

いつしか白濱自身も自分の価値が数値化されていることに気づき、また、その表面的な数字に左右される社会に疑問を持ったことによって生まれた作品なのだとか。

「ーどうでもいい情報もどうでもよくない情報も毎日、本当に毎日溢れすぎている。それが良いことなのか、良くないことなのかといったらそれはどちらでもないけれど、どちらでもよくないー 白濱イズミ」

数値化されたデータグラフや数字のついた写真、壁一面を使った言葉などを空間全体に配し、見慣れたものが新たな問いかけに変わるといった、彼女らしいインスタレーションになっています。

「“デジタル”と“私”との関係 私はどうやら数字らしい」展
会場/COMPLEXBOOST
住所/東京都目黒区青葉台1-15-10
会期/2019年7月13日(土)〜20日(土) 12:00〜18:00
URL/www.complexboost.com

 

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。

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