田中杏子のプライベートスナップ「カジュアルに楽しむ春夏スタイル」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「カジュアルに楽しむ春夏スタイル」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年5月号掲載)

春になり、ヴィヴィッドカラーやポップなロゴを小物アイテムとして取り込むのがマイブーム。フェミニンでシックなレディスタイルよりも、春夏らしくカジュアルに落とし込んで楽しんでいます。 バレンシアガ(Balenciaga)のざっくりニットは、WFP(ワールド・フード・プログラム)とコラボレーションしたコレクションから。ヴィヴィッドなピンクが今の気分。ロゴ入りストール付きです。トム ブラウン(Thom Browne)のアシンメトリーのツイードロングスカートとセリーヌ(Celine)のストラップドパンプスを合わせて、全体をトールな印象に。手に持っているのは、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のバッグ。

とにかく大きくて深さのある、ニナリッチ(Nina Ricci)のハット。鮮やかなブルーはさらにインパクトありでスタイリングするのが楽しみ…!

ジバンシィ(Givenchy)のビッグサイズのトートバッグ。容量が大きいのに軽くて、コーヒーをこぼしてしまっても(汗)ウォータープルーフなのでシミがつかないという優れもの!

森星さんとケースティファイとのコラボレーションのiPhoneケース。自分のイニシャルをモノグラムにカスタマイズできるので、私も「at」パターンをゲット! ストラップの紐が使い勝手が良くて、置き忘れがちの人にもおすすめです。

森星 ×「Casetify」カスタムが楽しいスマホケース!

ジンズ(Jins)の高級アイウェアショップ「ジェイ オブ ジンズ」でカスタムメイドした眼鏡。英国在住の人が無料で受けられる健康保険サービス「NHS」では、かつて眼鏡も無料で配布していたそうですが、そこで用いられていたフレームデザインとヴィンテージ素材をチョイス。4カ月待って手元に届いたお気に入りです♡

アイウエアの「J of JINS」でのセミオーダーメイド体験をレポート

2月のパリコレ期間中にセリーヌ(Celine)でゲットした戦利品。サンダルだけど、柄ストッキングやソックスなどと相性が良く、春が早く来ないか待ち遠しいです。プラットフォームで安定しているので歩きやすいのも◎

スプリング クリーク ジュエリー(Spring Creek Jewelry)のネックレス。とっても華奢なのが素敵で、どんな服にも似合います。約1万円のプチプライスも嬉しい!

サンローラン(Saint Laurent)のジャケットとトレーナー、そしてニコラ・ジェスキエール時代のバレンシアガのアニマルパターンモチーフパンツ。さらにのストールとアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のバッグ、133号にも登場したステラ マッカートニー(Stella McCartney)のブーツを合わせて。このパンツをいかにさらっとロックに着こなすかを重視して、クール&ワイルドにコーディネートしました。

ヘビロテ中のグッチ(Gucci)のショルダーバッグ。レッド×ホースビットがヴィンテージライクですが、意外とスポーティにもフレンチカジュアルにも、シックにも対応できます。見た目以上に物が入り、機能性もある万能バッグです。

ファーフェッチ(Farfetch)で、ブラックとベージュ×黒ポルカドットの色違いで2着ゲットした、ケイト(Khaite)のドレス。シースルーなのでフェミニンやシックなど、中に何を合わせるかでイメージががらりと変わりそう。この春夏に着るのが楽しみです。

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する