アイウエアの「J of JINS」でのセミオーダーメイド体験をレポート | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

アイウエアの「J of JINS」でのセミオーダーメイド体験をレポート

先日、J of JINSのアイウエアのセミ・オーダーメイドサービスを体験しました。 今回は”Vintage”のデッドストックから型や生地、パーツを選び、顔の比率を測定したのち、視力測定という流れで、世界にたったひとつのアイウエアをオーダーします。 まずは型選びの前に説明を受けたのは、並んでいるデザインのうちのいくつかは、実際、イギリスが1948年~1985年まで実施していたNHS(National Health Serviceとよばれ、国が無料でメガネを配給していたサービス)に用いられていた型だということ。「ゆりかごから墓場まで」のスローガンのもと、大戦後の英国で実施されていたそうです。そう言われてみれば、昔のイギリス人が使っていたメガネですよね。

まずは型選びの前に、並んでいるデザインのうちのいくつか(写真下・手前側)は、実際、イギリスが1948年~1985年まで実施していたNHS(National Health Serviceとよばれ、国が無料でメガネを配給していたサービス)に用いられていた型だというお話を聞かせてもらいました。そう言われてみれば、昔のイギリス人が使っていたメガネの形ですよね。小さな丸メガネが印象的です。 反対側に並んでいるのが、その後に企業が作ったデザインだそうで、私はそちらのほうから一型セレクトいたしました。黒縁メガネは初めてなのでドキドキしますが、少し大きめのフレームをチョイス。

次にフレームの内側(顔側)にくる素材を選ぶのですが、フランスから取り寄せた素敵なヴィンテージ素材がたくさんあり、とても悩みました。が、内側なので少し派手めのものをセレクトしました。

次に今回のセッションのためにロンドンから帰国された、ヴィンテージ・アイウエアデザイナー兼コレクターとしてロンドンで活躍する薄井暁生さんに、顔の幅や目と目の間、奥行きなどを測定してもらいます。顔の数値を知るのは、なんだかドキドキです。ちなみに私の顔の幅は外国人並みだそうですが、それ以外は日本人の数値とのことでした(笑)。

最後にレンズの色を選びます。私は、この茶系のグラデーションにしました。この後、実際の視力測定を行い、セッション終了です。実際にメガネが仕上がり手元に納品されるのは、4ヶ月後ぐらいだそうです。待ち遠しいですっ!

その後、六本木ヒルズ内のJINSのお店をのぞいて帰りました。

お店の内装はMount Fuji Architect Studioという建築家ユニットが手がけたそうです!!素敵。

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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