appetite for FOOD / ART | Aisa Arikawa
Aisa Arikawa

appetite for FOOD / ART

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日曜のブランチ。
それは、ブルーマンデーへのタイムリミットのスタート。
だから、その1日の気分を決めるブランチは丁寧に過ごしたい。
 
くもりの空模様にちょっとがっかりだけど、
CITY BAKERYで買って来た変わりもののマフィンをつつきながら、
(スコーンを買ったと勘違いしてリュックに詰め込んだらPCに押しつぶされてた可哀想なマフィン笑)
反対の手でCANDIDA HöFERの写真集をめくる。
異国の景色に思いを馳せるam11:00。
 
おうちブランチもいいけど、その後2度寝してしまわないためようにお店ブランチ推奨笑
CITY BAKERYは広尾と品川に店舗があるけど、今日はぜひ品川の方へ!
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というもの、ブランチの後に今日が最終日のこの展示へ行って欲しいから。
原美術館「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」
70点にも及ぶ彼の紙の作品(ドローイング、モノタイプ)が一堂に会す日本初の展示だそう。
 
クレヨンや色鉛筆、絵の具に加えて、鉛筆やペンキまで使う材料の選び方も、
紙の上に紙を貼ったり、ホチキスを使っていたりコラージュの仕方も自由。
年代別に並べられている展示からは表現方法が変化しているのが鮮明に感じられる。
線が詩の朗読に見えたり、宇宙に見えたり、生命の誕生に見えたり、感情の衝突に見えたり・・・
 
抽象的なのに、なぜかとても「生々しさ」を憶えたのが不思議。静かなる激昂。
最近の年代の作品は、私はに顕微鏡で除いた生命の片鱗のように見えて
バイオアートに惹かれる現代人の感性に繋がるのかな、なんて勝手に想像を巡らせる・・・
※図版はもうsold outみたいでした。
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東京に住む最大の特権は、遠出できなくても、非日常を味わえる場所がたくさんあること。
特に、美術館がたくさんあって色んな世界を見て、知れるのは最高な環境だな。
 
それでは、素敵な日曜日を!

Profile

aisa arikawa
TOKYO
student of architecture
 

1990年生まれ。インテリア、ファッションから「場」について考える端っこ建築学生。キラキラしたダイヤモンドよりもマットで温かい質感の陶器が好き。そんな私のちょっと外れた視点から眺めたデザインの世界。

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