伊藤桂司×小町渉×EKKOのコラージュ展
ポップカルチャーやルーツカルチャーを創作の源泉とし、コラージュを得意とするアーティストの伊藤桂司、小町渉、EKKOが、「魔女」をテーマに作品を発表する。3人が描く、現代の魔女の姿とは?
ヨーロッパ発祥の『グリム童話』や、アメリカのおとぎ話『オズの魔法使い』など、古くから世界各地で語られてきた「魔女」。怖いもの、悪いもの、よいものなどと分けられたり、変化したりしながら、人間社会や当時の世相を表すひとつの存在となってきた。
本展は、そんな「魔女」をテーマとし、コラージュ作品を得意とする3人のアーティスト、伊藤桂司、小町渉、EKKOによってつくられた作品を発表。それぞれが現代から考えた魔女の姿を描く。
北欧、中欧の国では、世界中の魔女たちが集結して馬鹿騒ぎをするといわれる春の祭典「ヴァルプルギスの夜」が、4月30日より行われるという。本展は、ちょうどその季節の頃に開催。そんな世界的祭典の前に、現代社会に生きる魔女の存在や、作家らの描く「海賊版のユートピア」を、ぜひご覧あれ。
「WITCHES 魔女たち — 伊藤桂司 小町渉 EKKO コラージュ展」
会期/2017年4月8日(土)〜4月23日(日)
会場/EARTH+ GALLERY
東京都江東区木場3-18-17
時間/11:00~19:00
休館/月曜
TEL/03-3630-1655
URL/earth-plus.net/
Text:Akane Naniwa