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ヴィヴィアン・サッセンの写真の力に迫る

numero tokyo, viviane sassen, art photo
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ファッション界からラブコールのやまない女性写真家ヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)の美しい作品とインタビューを「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2017年5月号にて紹介。

ヴィヴィアン・サッセンの作品に根付くアフリカへの憧憬

MiuMiu、Bottega Veneta、3.1 Phillip Limといった多くのファッションブランドのキャンペーンヴィジュアルを手がける女流フォトグラファー、ヴィヴィアン・サッセン。ファッションフォトだけでなく、作品を通して表現される、子ども時代を過ごしたアフリカの自然、眩いばかりの色彩、光と影が生み出すコントラストに思わず引き付けられてしまう。

そんな自身の影へのアプローチについて、こう語っている。「影というのは何か全体像の中の大切な部分を秘めるというか、隠す効果がある。それに知らずに引きつけられていたのかもしれません。つかみどころがないミステリアスなあの感じに…」

同時に、顔を写さない人物写真は、ある種匿名的な、存在そのものの強さを感じさせる。「顔を隠すことによって身体に焦点を当て、感情を身体の動きから読み取るように仕向けています。身体はただの物体や彫刻ではなくなり、意味を持つことになります。魂を吹き込むことができるのです」

そして、彼女の作品に見る、どこか不思議な神聖さ。それは自身の過去や生い立ちにアニミズムのコンセプトが編み込まれているからだという。彼女の言葉を借りるなら、写真は根本的に妄想の現実化なのだ。さらに、インタビューでは、子ども時代、写真を志したきっかけから、今のキャリアをどう築いてきたか、などが語られ、彼女の世界を垣間見ることができる。

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ヌメロ・トウキョウ 2017年5月号はこちら

Issue:Numéro TOKYO APRIL No.106

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