NYの注目スポット、新しくなったホイットニー美術館とティファニーの意外な関係
ティファニーの誕生した地、ニューヨーク。実はアートというジャンルでもニューヨークとティファニーは密接な関係にあるのです。アート&カルチャーを継続的にサポートするティファニーの活動の一環としてパートナーシップを組んでいるのがホイットニー美術館。2017年、2019年、そして2021年に開催予定で、アメリカンコンテンポラリーアートの最高峰ともいえる作品が一堂に会するホイットニー・ビエンナーレ展のスポンサーも務めている。プレスプレビュー後、場所を移動し、新しくなった同美術館をファッション・エディターの清原あいかが、その魅力をご紹介。
Photos:Kohey Kanno
Text:Aika Kiyohara
Edit:Yukiko Shinmura
Whitney Museum of American Art
ホイットニー美術館
アメリカンコンテンポラリーアートの作品を所蔵するホイットニー美術館。1931年の創立から4度の移転を経て、ダウンタウンの新名所であるハイラインのほど近く、ハドソン川沿いに新設されました。建築はフランス、パリのポンピドゥー・センターなども手がける巨匠レンゾ・ピアノ。柱がない広大なフロアが特徴。9階建てで2〜3階が常設展会場になっていました。
個人的には、ポップなアンディ・ウォーホルの作品にどうしても目がいってしまいます。好きだったのが『Nine Jackies』。故ジャクリーン・ケネディ・オナシスをモチーフにした作品で、シルクスクリーンを用い、キャンバスにアクリル絵の具で反復した作品。ティファニーとジャクリーンとアンディ・ウォーホル……最高のトライアングルを体感し、いまわたしはニューヨークに来ているのだなとしみじみ感じていたのでした(笑)。
4月〜5月1日まで開催していた映画監督、脚本家、アーティスト、ジャーナリストとして活動するローラ・ポイトラスにより「アストロノイズ」展。現在は女性美術作家のジューン・リーフによる「Thought Is Infinite」展などが開催中(7月17日まで)。
2017年、2019年、そして2021年に開催される3回のビエンナーレ展にもティファニーは支援しているのだとか。マンハッタンのミートパッキング・ディストリクト、ガンズブート・ストリート99番地、2015年にリニューアルオープンした新生ホイットニー美術館。ニューヨークを訪れた際は、再び訪れたいお気に入りの場所になりました。
Whitney Museum of American Art
住所/99 Gansevoort St, New York
営業時間/キャラリー・ショップ 10:30〜18:30(日〜水)〜22:00 (木〜土)
カフェ 11:00〜21:00 レストラン 11:30〜14:00、17:00〜22:00
価格帯/$22(会員、18歳未満は無料)
定休日/火
展示情報/http://whitney.org/Exhibitions/Upcoming
HP/http://whitney.org/