
第78回カンヌ国際映画祭でイラク映画として初めて監督週間観客賞とカメラ・ドール(新人監督賞)をW受賞した映画『大統領のケーキ』が7月10日(金)に全国公開される。それに先駆け、6月22日(月)に開催されるトークイベント付き一般試写会に、Numero.jp読者5組10名様をご招待!
大統領の誕生日ケーキを作ることになった少女の奮闘から見えてくるものとは?

物語の舞台は、1990年代、独裁政権下のイラク。祖母と二人で暮らす9歳のラミアは、学校のくじ引きで「大統領のケーキ係」に選ばれてしまう。フセイン大統領の誕生日に、お祝いのケーキを準備する係だ。翌朝、ラミアは祖母に連れられて、父の形見の時計と、“友達”の雄鶏ヒンディとともに町へ出かける。だが、日々の食卓も満足に揃えられない祖母の目的はケーキではなく、ラミアを養子に出すことだった。

思わず逃げ出したラミアは、自らの手でケーキの材料を集めれば、祖母との暮らしを続けられると信じて、クラスメイトのサイードと協力して町を駆け回る。十分なお金も時間もなく、あるのは知恵と想像力だけ──。果たして、“名誉あるケーキ作り”の行方は?

本作は、イラク出身のハサン・ハーディ監督が自らの体験をもとに描き出した初長編作品。ハーディ監督が書き上げた脚本を、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)でアカデミー賞®脚色賞を受賞し、『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)など5作品で同賞にノミネートされた、ハリウッドを代表する一流脚本家エリック・ロスが見出し、サンダンス/NHK賞、ドーハ映画研究所からの助成金を獲得。エグゼクティブ・プロデューサーとして、エリック・ロスと、『幸せへのまわり道』(19)の監督を務めたマリエル・ヘラーも加わっている。

撮影はイラクで行われ、ユネスコの世界遺産にも登録された南部のサンクチュアリを想起させる美しいメソポタミア湿地帯や、バグダッド市内の市場と、初めて目にする映像も見どころの一つ。主人公の少女ラミアを含め、出演者全員、演技未経験者がキャスティングされている点にも注目だ。

第98回アカデミー賞®国際長編映画部門イラク代表であり、イラク映画として初めて出品された第78回カンヌ国際映画祭で、監督週間観客賞とカメラ・ドール(新人監督賞)をW受賞、その他にも第33回ハンプトン国際映画祭 最優秀映画賞、審査員賞を受賞、第31回アテネ国際映画祭観客賞受賞、第73回サン・セバスティアン国際映画祭 観客賞ノミネートなど、世界の映画祭を席巻した。
『大統領のケーキ』トークイベント付き
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『大統領のケーキ』
監督・脚本/ハサン・ハーディ
出演/バニーン・アハマド・ナーイフ、サッジャード・モハンマド・カーセム、ワヒーダ・サーベト、ラヒーム・アルハジ
https://movies.shochiku.co.jp/presidentscake/
2026年7月10日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
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配給/松竹/PG12
