ポップアートの先駆者、ケニー・シャーフの新作個展@NANZUKA UNDERGROUND | Numero TOKYO
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ポップアートの先駆者、ケニー・シャーフの新作個展@NANZUKA UNDERGROUND

ケニー・シャーフ 「SHIMISHIMIKAO!」 (2026年) © Kenny Scharf. Courtesy of NANZUKA
ケニー・シャーフ 「SHIMISHIMIKAO!」 (2026年) © Kenny Scharf. Courtesy of NANZUKA

アメリカのポップアーティスト、ケニー・シャーフの個展「ShimiShimiKao!」が、東京・原宿のNANZUKA UNDERGROUNDで開催。会期は、2026年5月30日(土)〜6月27日(土)まで。

展示風景より。
展示風景より。

キース・ヘリングやバスキアの盟友としても知られるケニー・シャーフ。1958年、ロサンゼルスに生まれ、78年にアンディ・ウォーホルに触発されてニューヨークへ移住。80年にスクール・オブ・ビジュアル・アーツを卒業後、「イースト・ヴィレッジ・アート・ムーヴメント」の一員として、バスキアやキース・ヘリングといった同世代のアーティストとともに一躍脚光を浴びる。85年にはホイットニー・ビエンナーレに参加し、同年初来日も果たした。

現在では、独自のキャラクターを駆使したアート作品という、 21世紀型ポップアートのトレンドにつながる文脈を切り開いた先駆者として、多くの若いアーティストの尊敬を集めている。

展示風景より。
展示風景より。

「ShimiShimiKao!」と題した本展では、新作ペインティング21点を発表。文字通り「シミが顔のように見えること」を着想源とした新シリーズ「ShimiShimiKao!」を中心に、感情豊かな円形の顔からなる「MOODZ」シリーズ、そして新聞の切り抜きを素材にした「ダイアー・ヘッドライン(悲劇的な見出し)」シリーズなど、50年近いキャリアを歩んできたシャーフの作品群を紹介する。

展示風景より。
展示風景より。

冷戦下の80年代ニューヨークで青春時代を過ごしたシャーフは、当時から一貫して核の脅威や環境破壊への危機感を作品に投影してきた。本展のための「ShimiShimiKao!」シリーズは、さまざまな「顔」が細胞分裂のように増殖する動的な表現が特徴的だ。

会期中には、娘のマリア・シャーフとマックス・バッシュが監督を務め、2020年に公開されたドキュメンタリー映画『Kenny Scharf: When Worlds Collide』のダイジェスト版(20 分)を、日本で初めて先行公開上映する。
新作を含むペインティングや彫刻、そして代表的なインスタレーション作品『Cosmic Cavern』が展示される貴重なこの機会を、どうぞお見逃しなく。

※掲載情報は6月2日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「ShimiShimiKao!」
会期/2026年5月30日(土) 〜6月27日(土)
会場/NANZUKA UNDERGROUND
住所/東京都渋谷区神宮前3-30-10
開館時間/火〜土 11:00〜19:00
休館日/日、月
URL/https://nanzuka.com/ja/exhibitions/kenny-scharf-shimishimikao

Text : Akiko Kinoshita

 

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