ZEROBASEONEインタビュー『Ascend-』で踏み出す新章。“上昇”の先に目指すものとは | Numero TOKYO
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ZEROBASEONEインタビュー『Ascend-』で踏み出す新章。“上昇”の先に目指すものとは

ZEROBASEONEが、6thミニアルバム『Ascend-』で、新たな一歩を踏み出した。さらに洗練され、自然体でありながら力強く、5人の個性が響き合うサウンドには今の彼らの自信が満ちている。「上昇」を意味するこのアルバムに込めた想いから、日本で叶えたいことまで、リラックスした言葉で語ってくれた。

ZEROBASEONEの新章を告げる『Ascend-』

──今回の6thミニアルバム『Ascend-』は、ZEROBASEONEの新しい章の幕開けとなる作品です。この作品に込めた想いや、新たに挑戦したことを教えてください。

PARK GUN WOOK「『Ascend-』というタイトルには、“上昇”という意味があります。僕たちも現状に満足することなく、さらに上へと向かっていける流れを作りたいと思いました」

KIM TAE RAE「5人それぞれが持っているヴィジョンを集めて、僕たちだけの新しいジャンルを作ってみるつもりで作品に挑みました」

SUNG HAN BIN「このミニアルバムは、僕たち5人にとって新しいチャプターの始まりであり、大きな挑戦でもあります。この作品から僕たちが“上昇”していって、その先の目的地には、ZEROSE(ZEROBASEONEのファンダム名)のみなさんがいる。そんな気持ちで作りました」

SEOK MATTHEW「今回は、僕たちのナチュラルで余裕のある姿を、お見せしたいという思いもありました。タイトル曲『TOP 5』には、5人の魅力がたくさん詰まっていますし、ゴヌクが作詞作曲した『Customize』では、僕たちの新しい一面を表現できたと思います」

KIM JI WOONG「僕たちが進む道には、無限の可能性が秘められています。このアルバムは、その可能性へ向かっていく過程を表現できた作品になったのではないかと思います」

──先行公開された3つのコンセプトフィルムでは、成熟した大人の魅力を見せてくれました。撮影時に意識したことや、印象に残っていることを教えてください。

KIM TAE RAE「以前にこういった撮影をするときは、青春のフレッシュな魅力をお見せしようと心がけていましたが、今回は、肩の力を抜いてナチュラルな姿を表現するように意識しました」

PARK GUN WOOK「今回のコンセプトムービーやジャケットの撮影では、ひとりでいるときのような雰囲気を出せたらと思っていました。スタジオにはたくさんのスタッフさんがいらっしゃいましたが、できるだけ自分ひとりだけの時間を過ごしているような、リラックスした空気感を心がけました」

SEOK MATTHEW「今回はあまりカメラを意識せずに、自然に振る舞っているところを撮影していただきました。そういう撮影スタイルは新鮮で、新しい僕たちのイメージになったんじゃないかと思います」

SUNG HAN BIN「今回は、飾らない表情にフォーカスした撮影だったので、現場の空気感を感じながらも、ありのままの自分に意識を集中していました」

KIM JI WOONG「日常の延長のような雰囲気の中で撮影したんです。だから、気合いを入れて『さあ撮るぞ』というのではなくて、『何気なくサラッと撮ったのに、それが良かったね』と思っていただけるように、普段から自己管理を徹底したんです。いつも食べるチキンの量を半分にしたりもしました(笑)。僕たちのナチュラルな表情を気に入っていただけたらうれしいです」

多彩なテイストの曲が引き出した、5人の新たな魅力

──7曲の収録曲の中で、特に思い入れの強い曲は?

SUNG HAN BIN「まず、タイトル曲『TOP 5』はメンバーみんながとても気に入っていて、これからいろんなステージでパフォーマンスするのが楽しみです。どの曲もすごく良いので、その日によってお気に入りも変わるのですが、今日はゴヌクが作詞作曲した『Customize』がぴったりな気分です。この曲は5月のKCON JAPANで初披露したんですが、ゴヌクが作った曲を5人でパフォーマンスしたということは、これからの僕たちにとって特別な思い出になるだろうし、ZEROBASEONEの新しいエネルギーになると感じました」

KIM TAE RAE「僕は『Changes』です。心に秘めた恋心を表現した、少しくすぐったいようなメロディーラインが印象的な曲です」

PARK GUN WOOK「『Exotic』はワクワクするような雰囲気があって、イヤホンを通して聴くと、自分だけの世界に没入したような感覚になります」

SEOK MATTHEW「『V for Vision』は、カナダにいた頃によく踊っていた音楽のようなジャンルなんです。聴けば踊りたくなるような音楽だし、振り付けもユニークなので、そこにも注目してください」

KIM JI WOONG「僕はすべての曲が本当に好きです。タイトル曲の『TOP 5』は最高ですし、『Customize』はメンバーが初めてプロデュースした特別な曲です。ゴヌクの感性が生かされていますし、それが自分にもすごく合っていると感じました。KCON JAPANで
パフォーマンスしたときも、ゴヌクは作詞作曲が本当に上手だと改めて感じました」

──タイトル曲『TOP 5』は、どんな気分のときに聴いてほしいですか。

PARK GUN WOOK「出勤するときにおすすめです。最近、映画『プラダを着た悪魔2』を観たんですが、劇中の登場人物が、信念をもって働く姿が素敵だなと思いました。『TOP 5』も、洗練されていて大胆不敵なムードの曲なので、この曲を聴きながら、コーヒーを片手に出勤してほしいです」

SEOK MATTHEW「出勤前に、服を選んだり香水をつけたりするときにも。自信がわいてくるような曲なので、一日の始まりに聴いてください」

KIM TAE RAE「僕は逆に、退勤するときにもぴったりだと思います。最初のメロディラインのところで、おしゃれにカッコよく退勤してくださいね」

SUNG HAN BIN「最近、僕、考えたんですよ。この曲を目覚ましのアラームに設定して、イントロの四拍子のところで起きるっていうチャレンジはどうでしょうか。つらい早起きも、ZEROBASEONEの堂々とした姿を思い描くと、きっと良い朝になるんじゃないかと思います」

KIM JI WOONG「朝、トーストを1枚焼いて、そこに目玉焼きをのせて、ホットミルクを片手にもちながら、リビングを歩きます。窓の外を眺めて、廊下をムーンウォークで歩いてみる。そんな1日を過ごすときに、ぜひ聴いてください」

SUNG HAN BIN「細かいね(笑)」

──パク・ゴヌクさんのレコーディングディレクションを受けて、いかがでしたか。

SUNG HAN BIN「まずは、僕たちのメンバーが制作した曲だということが、とても誇らしいです。それに、ディレクションは難しいことだし、プレッシャーを感じる場面もあったと思います。でも、彼が望む方向へ僕たちを上手に誘導してくれました。すごく自然だったし、メンバーのことをよく知っているからこそできることなんだろうなと改めて感じました」

KIM JI WOONG「ゴヌクは、ディレクションが本当に上手でした。この曲に込めたメッセージに共感する部分が多くて、感情をうまく込めて歌うことができたし、おかげで僕自身も楽しみながらレコーディングすることができました」

SEOK MATTHEW「今回のレコーディングでは、ゴヌクが僕たちをリラックスさせてくれました。この曲を聴いてどう感じたのか、どう表現したいのかを一人ひとりに聞いてくれて、そこからフローを修正したり、調整したりしてくれたんです。それに、録音がある程度うまくいっても、そこで満足するのではなくて、「もっとできるよ。もう一度やろう」と熱意を見せてくれたことにも感動しました。僕たちにとっても、ゴヌクの手がけた初めての曲だし、一緒にもっと上を目指していいものにしようと頑張れたと思います」

KIM TAE RAE「この曲は、実は歌うのが難しいんです。でも、ゴヌクが最初に『思いっきり自由に歌っていいよ』と言ってくれたので、安心して自分の気持ちを表現することができました。そう声をかけてくれたから、肩の力を抜いて、もっと集中して仕上げられたんじゃないかなと思います」

──収録曲の「Zero to Hundred」のように、自分たちがデビュー当時に比べて、“ゼロから100へ”と成長したと感じる部分は?

KIM TAE RAE「『Zero to Hundred』は、最初は深刻なムードで始まるんです。曲が進むにつれて、全然違う雰囲気へと変わっていくのですが、それが、僕たちの姿にも重なるんですね。何もないゼロの状態から、自分を信じてこの世界に飛び込んで、そこから“100”を作り上げようと頑張っている最中です。デビューからもうすぐ3年経ちますが、この曲のように自由に遊べるくらいの心の余裕ができるくらいには、成長できたかな。そんな姿を表現したいと思っています」

PARK GUN WOOK「僕が一番成長したのは、メンタルの部分です。活動を続けながら、どんどん強くなっていく感覚がありました。壁にぶつかったり困難なことがあっても、自分の心が楽になる方法を見つけて、自分が進むべき方向を選択できるようになりました。今は、どんなことがあっても揺るぎません」

SEOK MATTHEW「この3年間は、自分を深く知ることができた時間だったと思います。デビュー前は、自分が好きなことと似合うことがよくわからなくて、『ZEROSEは気に入ってくれるだろうか』と不安になることもありました。でも、思い切ってやってみると、みなさんが喜んでくれて、また応援してくれて。そういう経験を重ねるうちに、自分はこれが似合うんだ、自分はこれが好きなんだと、自分自身への理解が深まり、ステージでもうまく表現できるようになったと思います」

SUNG HAN BIN「選択する力がつきました。3年前は、どうしたら素敵なステージを作れるのか、いろんな考えが浮かんで迷うことがあったけれど、今は、どんな姿を見せるべきなのか、すぐに判断できるようになりました。今回のミニアルバムもそうでした。自分たちがどんな選択をしてこの作品を作り上げたのか、いつかそのビハインドをお見せできたらいいなと思っています」

KIM JI WOONG「僕は、この3年で思慮深くなり、自分の責任の重さを知るようになりました。成長は“学び”という言葉にも似ていると思うんです。この3年間のように、これからもどんどん学んで、成長していけたらと思います」

日本で叶えたい夢は、東京ドーム、そしてファンとの特別な時間

──これからの日本活動で、挑戦してみたいことは?

KIM TAE RAE「ZEROBASEONE単独での、東京ドーム公演です。僕たちとZEROSEのための楽しいステージを作りたいというのが、ずっと僕たちの目標です」

SUNG HAN BIN「僕も東京ドームは、絶対に叶えたい夢です。それから、日本に住むZEROSEのために、日本の番組やラジオなど、いろんなコンテンツにたくさん出演したいと思っています」

KIM JI WOONG「僕も東京ドームのコンサートが目標です。それから、日本の広告や、バラエティ番組、もっと多くの雑誌の撮影、やりたいことはたくさんあります」

PARK GUN WOOK「僕も日本のバラエティ番組に出演してみたいです。サプライズやどっきり企画で、ZEROSEのみなさんを驚かせたり、ファンのみなさんと一緒に逃走するような番組ができたら面白いだろうなと思います」

SEOK MATTHEW「僕はちょっと無理なんじゃないかと思うようなことにも挑戦したいです。例えば、みんなで富士山に登ったり、スノーボードやスキーをしたり。みんなでお餅をついて、ファンのみなさんに配るのも楽しそう」

──もし5人で1日だけ日本旅行するなら、どこに行って何をしたいですか?

PARK GUN WOOK「ずっと沖縄に行ってみたいと思っているんです。沖縄には、ビーチがたくさんありますよね。素足で砂浜を歩いて、きれいな海を眺めて。そしてみんなで、テレさんを砂に埋めたいです(笑)」

一同「(笑)」

KIM TAE RAE「それはイヤだ(笑)」

SEOK MATTHEW「僕は富士山で登山をしたり、スノーボードやスキーをしたあとに温泉に入ったり。富士山の周りには、おいしいものがたくさんあると聞いたんですよ。炭火で魚を串焼きにして食べたり、そういう特別な経験をしてみたいです」

KIM TAE RAEPARK GUN WOOK「(首を振って)登山はちょっと……」

KIM TAE RAE「北海道にある氷のホテルに行ってみたいです。宿泊できるらしいので、みんなで一泊してみたいです」

KIM JI WOONG「僕は5人でディズニーランドに行ってみたいです。このメンバーの中では、僕だけがディズニーランドに行ったことがあるんですけど、みんなにもパレードを見てほしくて。アニメのキャラクターがたくさん登場して、子どもの頃の気持ちに戻れるような気がしました。みんなで行きたいです」

SUNG HAN BIN「僕は東京タワーに行きたいです。東京に来るたびに、赤く光るタワーがきれいで、いつも写真を撮っていたんです。そうしたら5月18日は、特別にZEROBASEONEとのコラボレーションで青色でライトアップされるそうなんです! しかもスクリーンに僕たちの姿も映し出されるということで、とても楽しみですし、たくさんのZEROSEに見てほしいです」
(※取材は5月中旬に行われました)

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Photos: Kyutai Shim Interveiw & Text: Miho Matsuda Edit: Naho Sasaki, Yukiko Shinto

Profile

ZEROBASEONE ゼロベースワン グローバルオーディション番組『BOYS PLANET』から誕生したK-POPボーイズグループ。デビューアルバム『YOUTH IN THE SHADE』から6作連続でミリオンセラーを達成。第5世代K-POPグループ最速でアルバム累計販売数900万枚を突破するなど、国内外で圧倒的な人気を集めている。
 

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