生誕100周年を迎える伝説の写真家、ソール・ライターの回顧展が開催 | Numero TOKYO
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生誕100周年を迎える伝説の写真家、ソール・ライターの回顧展が開催

東京・渋谷にあるBunkamura休館に伴い、Bunkamura ザ・ミュージアムでは渋谷ヒカリエ9Fヒカリエホール ホールAにて「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」を開催する。2023年に生誕100周年を迎える伝説の写真家、ソール・ライターの軌跡に迫る展覧会だ。

ソール・ライター 『無題』 撮影年不詳 ©Saul Leiter Foundation
ソール・ライター 『無題』 撮影年不詳 ©Saul Leiter Foundation

「カラー写真のパイオニア」として今なお多くの人々を魅了するニューヨークの写真家、ソール・ライター。Bunkamura ザ・ミュージアムでは、その足跡を紹介する展覧会を過去2回開催し、大きな反響を呼んだ。

(参考)未公開作品も多数。ソール・ライターの生涯を追う展覧会

ヒカリエホールにて開催する本展では、近年再発見された多数の未公開作品を中心に、最新の作品群を公開。アンディ・ウォーホルやジョン・ケージといった20世紀の伝説的アーティストたちと交流し、その姿をカメラに収めた作品など、写真家の知られざる一面を垣間見ることができる作品が登場するほか、複数のプロジェクションも駆使しながら400点を超える作品を紹介する。

ソール・ライター 『アンディ・ウォーホル』 1952年頃 ©Saul Leiter Foundation
ソール・ライター 『アンディ・ウォーホル』 1952年頃 ©Saul Leiter Foundation
ソール・ライター 『ハーパーズ・バザー』 1963年2月号のための撮影カット ©Saul Leiter Foundation
ソール・ライター 『ハーパーズ・バザー』 1963年2月号のための撮影カット ©Saul Leiter Foundation

また、ソール・ライター自身が作品鑑賞のフォーマットとして使用したカラースライドや大規模プロジェクションなど、さまざまな形態で作品を見ることができるのもユニークな試みだ。写真技術の発展とともに歩んだ創作の軌跡を辿りながら、色褪せることないソール・ライターの作品世界の魅力に迫る。

なおヒカリエホール ホール Bでは「平間至展 写真のうた –PHOTO SONGS-」を同時開催。タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」など、数多くのアーティストを撮影する平間至の作品を「写真と音楽」をテーマに紹介する。この夏、2人の写真家の展覧会を楽しんでみては。

ソール・ライター 『無題』 撮影年不詳 ©Saul Leiter Foundation
ソール・ライター 『無題』 撮影年不詳 ©Saul Leiter Foundation

「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」
会期/2023年7月8日(土)~8月23日(水)
会場/ヒカリエホール ホールA(渋谷ヒカリエ9F)
住所/東京都渋谷区渋谷2-21-1
開場時間/11:00〜20:00(最終入場は19:30まで)
料金/一般1,800円、大学・高校生1,000、中学・小学生700円
URL/www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_saulleiter/

「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」
会場/ヒカリエホール ホールB
料金/一般1,300円、大学・高校生600円、中学・小学生400円
URL/www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_hirama/

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