ショートヘアに映える、グーセンス パリの大ぶりピアス|私たちのモノ語り #018 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

ショートヘアに映える、グーセンス パリの大ぶりピアス|私たちのモノ語り #018

春ですね! しばらく髪を伸ばしていたのですが、この暖かくなってきた気温のせいなのか、年度の変わり目の浮足立つ気持からか、伸ばしてなんかいられない、とバッサリ切りました。すると、ショートヘアに映える大ぶりのピアスが欲しくなってきて……。 六本木のエストネーションで、見つけてしまったのです、ドンピシャ私好みの逸品を! フランスの老舗ジュエリーブランド、グーセンス パリ(Goosens Paris)のサンゴをモチーフにしたピアス(両耳セット¥41,800)です。 トップは縦8.2×幅4.5cmの大ボリュームで、存在感は申し分なし。色はゴールドですが、ピカピカに輝くイケイケのゴールドではなく、真鍮ででてきていて、やわらかく光を反射する気品あふれるゴールドです。海が好きなので、普段から貝殻など海にインスパイアされたモチーフに目がない私には、サンゴをモチーフにした神秘的なデザインもツボでした。

ただひとつ、懸念点は「重さ」でした。裏側は空洞になっているものの、手にとってみるとずっしり。華奢なピアスならしゃらりと揺れるのも大歓迎ですが、今回のようにゴツくて重いピアスが一歩踏み出すごとにブラブラ揺れようものなら、耳が痛くなってなかなか普段使いできないですよね。(後で量ってみると、片耳分で19gもありました。普段つけているピアスは6gほど)

そこで最終的に決め手になったのは、キャッチのホールド力でした。これは、キャッチがクリップのようになっていて、ピアスをさした後イヤリングのようにぱちんと挟めるので、耳と一体になったかのようにしっかり留まるんです。


このグーセンス パリは、1950年にパリで創業したブランド。歴史ある絵画や美術品にインスピレーションを受けたデザインが特徴で、その美しさ、繊細さから名だたるオートクチュールメゾンのジュエリーも手がけているのだとか。

インスタを覗いてみると、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズで王たちがつけていそうな重厚で優美なジュエリーがたくさんで、私のファンタジー大好き心がくすぐられました。次はこのナルニア国物語のアスランのような、ライオンのたてがみピアスが欲しい!

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Profile

金原毬子Mariko Kimbara エディター。学生時代にファッション誌編集部でのインターンや雑誌制作を経験し、編集者を志す。2017年扶桑社に入社し営業職を経て、19年『Numéro TOKYO』編集部に異動。主に人物取材やカルチャー、ライフスタイルなどの特集、本誌の新連載「開けチャクラ! バービーのモヤモヤ相談室」などを担当。音楽、ラジオ、ポッドキャストが好きで片時もヘッドフォンが手放せない。

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