いつかオーダーしたい! 「YUTAI」の一点ものジュエリー【#エディターたちのカートの中身】 | Numero TOKYO
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いつかオーダーしたい! 「YUTAI」の一点ものジュエリー【#エディターたちのカートの中身】

ジュエリーブランド「SHIHARA(シハラ)」のデザイナー、石原勇太さんが手がけるもう一つのジュエリーブランドをご存知ですか? 「YUTAI(ユタイ)」は素材を追求し伝統的な技術を駆使しながら新しいジュエリーを提案するファインジュエリーブランド。

4月6日(水)までドーバー ストリート マーケット ギンザの1Fでトランクショーを開催しているので、行ってきました! SHIHARAがミニマムで無駄のない、機能とデザインが融合したジュエリーなのに対して、YUTAIはそれとは全く対照的なアプローチ。伝統的な宝飾技術やジェムストーンを使った、唯一無二の一点ものに出合えます。 例えば、異なる石をカットして組み合わせた「Fused Gem(フューズドジェム)」。キラキラと光を反射して美しい輝き……。色の組み合わせも楽しくて、ドロップのようです。

こちらは、普通のパールネックレスではありません。パールとジェムストーン、金属などの異素材をシームレスにつなぎ合わせた「Sectional(セクショナル)」というコレクションです。パールの断面に合わせてジェムストーンを研磨しているのだそう。ものすごい職人技!!

クラシックなパールのイメージがガラッと変わります。

ゴールドのプレートの連なりに、スライスされたダイヤモンドが! こんなに薄くカットすることができるなんて……。「Echo(エコー)」というコレクションのもの。

欲しい!と心動いたのが「Revive(リバイブ)」のリング。かつて日本でつくられたクラシカルなセッティングのジュエリーを再構築したコレクションです。波打つようにセッティングされた台座など、高い技術を誇る職人が作ったリングを新しいデザインでよみがえらせたのだそう。そういえば、昔宝飾店のチラシにこういう指輪が載っていたなぁと思い出しました。今はセンターストーンが外されたものが転売されているのだとか。時代遅れと見なされているけれど、ハイレベルな技術で作られたものの価値を問い直すというのが、素敵だなぁと。SHIHARAのプレートリングを思わせる幅広プレートに、大胆に石をのせたデザインがモダン! このボリューム感がかっこいいです。

右の写真はストーンがセットされていない状態なのですが、これがインパクトあってウィッシュリスト入りに決定!

ゴールドのプレートだと、より一層ゴージャスに! ジュエリーはすべて一点ものなので価格が変動しますが、だいたい10万円台~500万円前後です。いつかオーダーするのが夢……。

日本ではドーバー ストリート マーケット ギンザのみでの展開です。トランクショー開催期間中にぜひ手に取ってみてください!

SHIHARA
SHIHARA

そして、ドーバーにお越しの際は先日オープンしたばかりの3階SHIHARAのスペースもチェック! 棚のようなおしゃれなジュエリーケースは必見です。

YUTAI TRUNK SHOW at DOVER STREET MARKET GINZA
期間/2022年3月16日(水)〜4月6日(水)
場所/ドーバー ストリート マーケット ギンザ 1F
住所/東京都中央区銀座6丁目9−5ギンザコマツ西館 
営業時間/11:00〜20:00
TEL/03-6228-5080
Instagram/@yutai.jewelry
URL/https://yutai.jewelry/

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Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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