舘鼻則孝ディレクションの「江戸東京リシンク展」開催 | Numero TOKYO
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舘鼻則孝ディレクションの「江戸東京リシンク展」開催

舘鼻則孝とコラボレーション作品。 Photo by GION
舘鼻則孝とコラボレーション作品。 Photo by GION

アーティスト・舘鼻則孝のディレクションによる「江戸東京リシンク展」が、今年も開催。オンラインにて、2022年3月31日(木)まで。

レディー・ガガの「ヒールレスシューズ」で世界中にその名が知られているアーティストの舘鼻則孝は、日本の伝統工芸や伝統芸能と協業することで、過去と現在をつなぐ活動に力を注いできた。「日本文化の過去を見直し現代に表現する」という「Rethink(リシンク)」の考えのもと、伝統産業の価値や魅力を、新たなかたちにして提案している。

そんな舘鼻がディレクションする「江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-」が、昨年に続いて(※1)今年も待望の開催を迎えた。本展では、東京で木版画や切子、和太鼓、組紐などの製造や製作にあたる伝統産業事業者とコラボレーションした舘鼻の新作が展示される。

(※1)参考記事:Numero.jp「舘鼻則孝ディレクション『江戸東京リシンク展』オンラインにて開催」

和太鼓の「宮本卯之助商店」とのコラボレーション作品。雷神が背負う「雷鼓」がモチーフ。 Photo by GION
和太鼓の「宮本卯之助商店」とのコラボレーション作品。雷神が背負う「雷鼓」がモチーフ。 Photo by GION

東京くみひもの「龍工房」とコラボレーションしたヒールレストゥ シューズ。冠組(ゆるぎぐみ)で組まれた飾り 結びが特徴的。 Photo by GION
東京くみひもの「龍工房」とコラボレーションしたヒールレストゥ シューズ。冠組(ゆるぎぐみ)で組まれた飾り 結びが特徴的。 Photo by GION

なお、本展は、東京の老舗が持つ技や文化を国内外に広く伝える「江戸東京きらりプロジェクト」の一環として行われるもの。展覧会はオンラインで開催されるが、その撮影は、国の重要文化財である旧岩崎邸庭園で実施される。

老舗が紡いできた伝統を次の時代につなぐ、舘鼻の意欲的な試み。どうぞお見逃しなく。

※掲載情報は3月26日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-
会期/2022年3月24日(木)14:00〜3月31日(木)
※会期後も、以下URL にてアーカイブの閲覧が可能。
問い合わせ/03-5320-4685(産業労働局総務部企画計理課)
URL/edotokyokirari.jp/news/life/edotokyorethink2022

Text : Manami Abe

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