週末限定のファラフェルサンド「falafel & coffee stand 江島食堂」
ヴィーガン料理と聞くと、どこか味気ない? 物足りない? そんなイメージを覆す、独自の進化を遂げた話題のヴィーガンレストランを紹介(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年1・2月合併号掲載)。
東京・戸越の住宅街にたたずむアートギャラリー「Hasu no hana」が週末だけ運営する、テイクアウトのファラフェルサンドの専門店「falafel & coffee stand 江島食堂」。オーガニックのひよこ豆のペーストにスパイスを混ぜて揚げたファラフェルを、たっぷりの野菜やハーブと一緒にピタパンにサンド。メリハリの効いた食感や、添えられた有機豆乳ヨーグルトのごまソースや自家製ハリッサによるアクセントもあとをひくおいしさ。自然栽培の大豆を使ったフムスや、大きめの揚げナスも入っているため、男性でも満足できるボリュームだ。
グリルキャベツのサンバル(南インドのスパイススープ)やダルスープ(ネパールの豆スープ)など、週替わりで提供される旬の野菜を使ったプラントベーススープや焼き菓子も人気メニュー。仕込みで出る生ゴミは堆肥化し、ファラフェルサンドに入れるハーブなどを育て、ゴミをなるべく出さない循環型店舗を目指している。
falafel & coffee stand 江島食堂
住所/東京都品川区戸越5-8-19 EJIMA-SOU 2F
TEL/050-3592-0799
※ギャラリーの展覧会によって、営業日や時間の変更あり。
詳細はInstagramをチェック。
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魅惑のヴィーガンフード
Photos:Kenji Mimura Text:Shiori Fuji Edit:Shiori Kajiyama