和菓子と洋菓子のおいしい融合。京都のパティスリー「松也 -MATSUNARI-」
2021年6月に開業した「HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル」 。京都の新しい“物語”との出合いを提案するこのホテルは、一階に注目のパティスリー「松也 -MATSUNARI-」があります。
木が温もりある店内のショーケースには、お菓子の見本がずらり。このプレゼンテーションもとてもモダン。松也は洋菓⼦と和菓子の異なる表現や技法、素材の組み合わせを駆使して新しいお菓子を追求するパティスリー。世界各地のレストランを渡り歩いたパティシエの松岡誠也氏がプロデュースを手がけています。
焼き菓子からドライフルーツまでいろいろと気になるスイーツがありますが、早速人気のメニューをいただきます!
鯛をかたどったまん丸の形状がユニークな焼き菓子。こちらはマドレーヌに抹茶チョコレートをコーティングしたもの。京都産有機大納言を使ったふっくらとした生地には、しっとりさせるために白餡が使われているそう。なんと、小豆や餡もお店で炊いているというこだわりぶりです。松也のテーマに「ショコラと小豆」がある通り、和洋の素材の巧みな組み合わせが光ります。鯛モチーフは縁起担ぎにも良さそうでギフトにぴったり。
もう一つの人気商品がこちらのあんぱん。京都産小麦を使用したもちもちの高加水パンに、自家製ホワイトチョコレートバターと京都産大納言小豆を炊き上げた餡をサンド。ホワイトチョコレートの風味がクリーミーで、餡子と一緒にとろけていく食感! 軽いので何個でも食べられそう……。
色あざやかなパウダーをまとったこちらは、なんと蕨餅。国産本蕨粉100%を使用した蕨餅の中には、ミルクチョコレートキャラメルが。ぷるぷる食感の蕨餅にとろっとチョコレートがとろけて滑らかに消えていきます。上には、ラズベリーパウダーをふりかけて甘酸っぱいアクセントに。もちろん、蕨餅の生地も店内で炊いています。
他にも、魅力的なお菓子がたくさん!
左は薄いサブレで少し厚めのクッキーをサンドした「チョコザック」(¥340)。サブレの表面には「ひやすともっとざくざく」とのメッセージが入っています。確かにとてもざっくざく!
その右はガレットブルトンヌの「B.B」(¥340)。こちらの食感も負けていません。
左下は「テリーヌサンド」(¥340)。ダックワーズ生地でチョコレート羊羹を挟んだ面白いコンビネーション。
ボックスに詰め合わせもできるので、手土産にも重宝しそう。
テイクアウトはもちろん、イートインも可能です。広々とした店内には、テーブル席からカウンターまでいろいろなシーンに対応。
バー営業もしているので、ここでアペロも良さそうです。京都のクラフトジン、季の美を使ったジントニックなどが楽しめます。
新しい京都土産を開拓したいという方にもおすすめです! 今までになかった新発想のモダンなお菓子をぜひお試しください。
松也-MATSUNARI-
住所/京都市中京区河原町通二条上る清水町341番地 HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル内
営業時間/朝食 7:00~、ダイニング 7:00~23:00、バー 17:00~23:00、パティスリーカフェ 11:00~17:00
※2021年8月31日(火)まで21時までの時短営業
TEL/075-221-3220(代表)
定休日/ホテル休館日に準じる
URL/https://matsunari-kyoto.com/