【風の時代に満たされるファッション小物】vol.3 心をチャージする宇宙パワー!?
病める時も健やかなる時も素敵なファッションはマインドフルにしてくれる。デザイナーたちが一年前の自粛期間中に見て感じた、強い思いが宿ったファッション小物。「心踊るハッピーモチーフ」「心を解放する軽やかな素材」「心をチャージする宇宙パワー!?」の3カテゴリーで、心地よく自分を愛せるアイテムをご紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2021年5月号掲載)
「マトラッセ」のキルティングをブラスのカッティングで表現したシャネルのバッグ。ラインから反射される光で、特別感とラグジュアリー感を醸す。硬いサーフェイスが、中にインされたレザーケースをプロテクトしてくれそう。まるで自分まで強くなった気分に。バッグ(W18×H11×D6cm)¥1,900,000/Chanel(シャネル 0120-525-519)
宇宙の力を感じさせるシャイニーやメタリック、天体モチーフで身も心もプロテクト
ジョナサン・アンダーソンがロエベで最初に考案した、幾何学ラインが特徴的な「パズル」バッグ。今年はグリーンのスパンコールのギラギラとした煌めきをあしらって、いつもよりも派手にパワーアップさせた。バッグ(W24×H16.5×D10.5cm)¥338,000/Loewe(ロエベ ジャパン クライアントサービス 03-6215-6116)
アスレチックなデザインが魅力のミュール。サッカーシューズっぽい、スパイクライクなソールで歩きやすさも抜群に。シャイニーなメタルカラーで、困難な道も切り抜けられそうな逞しい強さを発揮してくれそう。シューズ(参考色)ヒール 5.5cm ¥114,000(予定価格)/Miu Miu(ミュウミュウ クライアントサービス 0120-451-993)
ジオメトリックなチェーンがプラスされたシルバーの「クッサン」バッグ。ジェンダーの空間をなくすという意味が込められたクッション型で、中にはコンパートメントが。見た目もスピリッツ、使い勝手もクール! バッグ(W26×H20×D12cm)¥386,000/Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854)
新生ジバンシィの特徴の一つのツノ。そのツノ部分がヒールとしてあしらわれ、ツノ先のシルバー部分がウイルスやバッドラックなものを毒刺す悪役さながらの強そうなサンダル。さらにトリプルトゥなど、エキセントリックなサンダルで新しい風を吹かせて。シューズ ヒール10.5cm ¥110,000/Givenchy(ジバンシィ表参道店 03-3404-0360)
ネイビーをベースにほどよくポップなグラデーションカラーで、宇宙で繰り広げられる“スペース・ダービー”のようすがプリントされたシルクスカーフ。宇宙好きにはたまらない、未来へのロマンが漂う一枚をさらりとスタイルのアクセントに。スカーフ¥52,000(W90×H90cm)/Hermès(エルメスジャポン 03-3569-3300)
煌めくビジューがあしらわれたネットで覆われた、クリアPVCバッグ。海からヒントを得たコレクションで、リカルド・ティッシが描いた壮大な物語を想像させる。ホワイトポーチがインされ、利便性も文句なし。バッグ(W48×H45×D3cm)¥660,000(参考価格)/Burberry(バーバリー・ジャパン 0066-33-812819)
カーブしたボトムラインが目を引く「アワーグラス」バッグ。便利なミニサイズでもそのシャープな見た目と、クロコダイル型押しされたシャイニーなシルバーレザーで、ボディをプロテクトしてくれそうな重厚感もあり。バッグ¥102,000(W12×H9×D4cm)/Balenciaga(バレンシアガ クライアントサービス 0120-992-136)
マリーン セルのハーフムーンプリントのブラックレザーに、レッドラバーをジミー チュウらしくフェミニンな曲線ラインで組み合わせたアンクルブーツ。クールなフューチャリスティックスタイルを取り入れて、風の時代仕様にアップデートして。シューズ ヒール6.5cm ¥167,000/Jimmy Choo x Marine Serre(ジミー チュウ 0120-013-700)
シルバーのオールビジューが繊細に光るチェーンバッグ。自粛期間にファッションサイクルを見直すと発表したジョルジオ・アルマーニが掲げるのは、時を超えた“日常”。派手すぎない上品さを感じさせるバッグは長く使いたいアイテムに。バッグ (W19×H12×D2cm)¥270,000/Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
風の時代に満たされるファッション小物
Photos:Toki Cutout(part):Kouki Hayashi Fashion Editor:Midori Oiwa