石原さとみのターニングポイント。かつてショックを受けたひと言とは? | Numero TOKYO
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石原さとみのターニングポイント。かつてショックを受けたひと言とは?

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王道ラブストーリーの出演が続き、新境地を見せる石原さとみ。ドラマ『恋愛ショコラティエ』では、松本潤さん演じる爽太を翻弄する小悪魔女子・紗絵子役を演じた。“石原さとみには隙がないから、ラブストーリーを書こうと思えない。似合うのは昭和時代の話だけ” と言われた過去。「真面目に生きる事が親孝行だと思っていた」時期から、自身に訪れた変化とは? 仕事、恋愛、すべてに一生懸命な等身大の素顔を見せてくれた。(Numéro TOKYO 2014年3月号掲載

──ラブストーリーへの出演が続き、新境地を見せる石原さとみさん。現在出演中のドラマ『失恋ショコラティエ』は、人気恋愛コミックスが原作。松本潤さん演じる主人公の爽太を惑わす、天然系小悪魔女子の紗絵子役です。

「実は最近まで、恋愛モノに出演する機会にはあまり恵まれていなかったんです。ここ8〜9年、ずっとやりたいと思っていたんですけどね。以前、ある脚本家の方に『石原さとみには隙がないから、ラブストーリーを書こうと思えない。似合うのは昭和時代の話だけ』と言われたことがあって。ガーン!!って、それはもうショックで…(笑)」

──それは強烈な言葉でしたね。

「その頃の自分は恋愛もしていないし、実家暮らし。遊びも知らず、真面目に生きることが親孝行だと思っていたぐらい。その後、ニューヨークで1カ月ホームステイしたり、一人旅をしたりして。また、マネージャーさんが変わったり、一人暮らしを始めたり、親が倒れて看病したり…。震災もありましたしね。いろいろな環境、感情の変化が起きたことで、否応なしに自分の中にも変化が訪れて。そうしたら、ありがたいことに自然とラブストーリーのお話をいただけるようになったんです。うれしかったですね」

Photo:Hijika Interview & Text:Maki Miura
Edit:Saori Asaka

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