アートユニット・エキソニモが個展を開催中。代表作に新作も
ニューヨークを拠点に活動する日本人アートユニットexonemo(エキソニモ)が、東京・表参道にあるMASAHIRO MAKI GALLERYにて個展を開催中。独自のコンセプトに基づいた展示構成で、代表作や新作が発表される。
1996年に千房けん輔と赤岩やえによって結成されたアートユニット、exonemo(以下、エキソニモ)。インターネット上から活動を開始し、以来20年にわたり、インターネットやコンピューターといったテクノロジーと現実を構成するアナログの関係性にアプローチする作品をつくり続けている。
今回開催中の「Slice of the universe」では、これまでの代表作と新作を織り込み、タイトルに使われている“Slice”というコンセプトを反映させた作品が多数ギャラリー内に出現する。
さらに今年8月には東京写真美術館にて、彼らの回顧展を開催予定。エキソニモの代表作が一度に紹介される大規模な展覧会になるようだ。「あいちトリエンナーレ」でも展示された代表作『The Kiss』のサイズや色を変えて増殖させた作品など、高過去の作品を進化させた作品も本展で見ることができる。会期は3月28日(土)までと残りわずか。お見逃しなく。
Slice of the universe
会期/2020年2月22日(土)〜3月28日(土)
会場/MASAHIRO MAKI GALLERY
住所/東京都渋谷区神宮前 4-11-11
時間/11:30〜19:00
休館/日・月
TEL/03-6434-7705
URL/www.makigallery.com
Text:Akane Naniwa