初登山で富士山へ! 「星のや」仕様の山小屋って? | Numero TOKYO
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初登山で富士山へ! 「星のや」仕様の山小屋って?

いつか富士山に登ってみたい! 「星のや富士」が実施している「グラマラス富士登山」プログラムで初めて富士登山へ。ゆったり歩いていたら約3000mの山小屋に到着!

山小屋。それも山未体験の都会暮らしに慣れきっている40女子に立ちはだかる壁です。たいていの山小屋は、大部屋での雑魚寝、ご飯はカレーの一択とのウワサ。仮眠の場ですし、物資の運搬が困難とあってはあたり前なのは頭ではわかっています。二の足を踏んでしまうこの山小屋問題が「グラマラス富士登山」では問題クリア!

宿泊する山小屋は、標高約3000mにある「海抜一万尺 東洋館」。このプログラムでは、1組(5名まで)1室を貸切利用なんです。私は一人だったので、こんな広々空間にひとり。
リネン類は星のや富士の客室で使用しているものを同じ、さらに着心地抜群のナイトウェアまで。緊張していたカラダが優しく包まれほっとします。なんとアメニティまで完備。足りないものは一つもない!ここまで揃っていると思ってなくて、持って来ちゃったYO。ポットにお湯とティーバッグ類まであり、涙。


 

まずは足湯でリラックス。慣れない登山でこわばった体が暖かいお湯とアロマの香りでほぐれて行きます。

 

ディナーも個室でいただけます。そしてお料理は、星のや富士監修のビーフシチュー。なんと山梨県産のワインまで! 素晴らしいおもてなしに感激。ワイン飲みすぎには注意ですね。

何よりも感動したのは、満点の星空。ずっと眺めていたいぐらいでしたが、翌日に備えて早めに就寝。普段よりも寝てるのではというぐらいしっかり休みました。

朝コーヒーをオーダーすると一杯づつ淹れた美味しいコーヒーが。絶景を眺めながらカフェタイム、最高です。

日の出時間前に本日のスケジュールについてミーティング。この日はかなりの強風。もともと山頂が封鎖されていることもあり登頂が目的ではなかったので、ガイドの近藤さんの勧めもあって、下山することにしました。ちなみに吉田ルートは7合目以上ならご来光を拝めます。頂上まで行く場合も山小屋でご来光を見てからとのこと。下山することになったので、山小屋でゆったりすごした後に出発。

富士山信仰や富士山の成り立ちなどをレクチャーいただきながら、ゆっくり下山。それでも10時前には5合目に到着。頂上まで行ってないからあたり前とは言え、自分でも想像してなかった程元気で、そのままもう1往復できそうなぐらいでした。いい思いしか残っていなかったので、また来たいと思えました。それは近藤さんとあの山小屋あっての「グラマラス登山」だったからだと思いますが。

40歳すぎの初登山で富士山へ!

Profile

水戸美千恵Michie Mito マーケティング・ディレクター/エディトリアル・ディレクター。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。ファッションページ制作や取材のほか連載「YOUのテキトーく」「佐久間由美子が聞く 女性表現者たちの闘い」を担当。食、旅、アートも好きなもの。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。Instagram: @mitomiche

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