ジュリアン・ムーア、両親との会話が仕事選びのヒントに
ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)は、夕食時に自身の両親と過ごした時間をヒントに仕事を選んでいるそうだ。
陸軍法務官の父と精神疾患を専門としたソーシャルワーカーの母を持つジュリアンは、長年両親と交わした会話を参考に役を選んでいるという。
ジュリアンはCBSにこう話す。「夕食時に交わした誰が何をしたといった会話を思い出して参考にしているの。興味をそそる内容だったわ。いつも思い出すのよ」「私は常に、自分は勤勉よ!って言っているの。働くことが好き。私の仕事を愛しているわ。『こんなに長くやってきたけど、まだこれに関心がある。信じられない』って思うけど、でもそうなのよ」
また、アカデミー賞受賞女優と言えど仕事のオファーがこなくなる日を心配しているという。
「私達は自営業でしょ。自営業の人と話せばわかると思うけど、その仕事が終わった時点で次のを探さなきゃならない。『仕事がなくなってしまうなんて、どうして心配するの?』ってよく言われるけど『私は例外じゃないから!』っていつも答えるのよ」
2015年に『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアンだが、受賞はほぼ確実という感覚があったものの番狂わせが起こることを恐れていたそうで「オスカー式典が開催される頃には、誰が受賞するか大体分かっているんだけど、世界で最も不自然な環境で自然に振舞おうとするんだから、それは大変よ」「あの時点で、私は全ての賞を受賞していて、『もし今夜あなたが受賞しなかったら、アカデミー史上最大の番狂わせね』って誰かが言ってきたの。そこで私は、お願いだから最大の番狂わせは止めてって思ったわ!」と当時を振り返っている。
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