ディーン＆デルーカと吉田直嗣、食と器のコラボ・ブランチ開催

4つのシーンを表現する料理と器

このイベントはディーン＆デルーカ日本上陸15周年を記念して、「はたらく器、おいしい皿。2018」に参加する吉田直嗣の器を実際に使って食事をするブランチイベント。ディーン＆デルーカのエグゼクティブシェフ境哲也は、オーセンティックなニューヨークスタイルをベースに、4つの料理を作りあげる。 「前菜は、幻の白牛のミルクで作ったイタリア・エミリア＝ロマーニャのパルミジャーノ・レッジャーノや、とくに柔らかいお尻の部位を使ったクラッタという生ハムを、黒い器でシンプルに召し上がっていただきます。質感のある黒い器にパルミジャーノを盛り付けると、漆黒の宇宙に散らばる星のような趣が生まれます。次に、大皿をいくつか使ったベジタブルビュッフェを。器にお好きなデリを盛り付け、ワークショップのように楽しんでいただきます」

ただサーブされた料理を食べるのではなく、様々な角度から器を楽しむことが、このブランチイベントの目的のひとつ。3つ目のシーンは、アメリカのオーセンティックなバーベキューだ。

「テラスを使ったバーベキューで、陽の下で器を見ていただきます。最後のデザートは、ジューイッシュの伝統的なベーカリー、バブカをパンプディングに。一緒に抹茶碗で、コーヒーまたはお茶をお楽しみください」

陶芸家と料理人によるクリエーションの競演

今回、このイベントのために、吉田直嗣は特別に器を制作する。富士山麓のアトリエで行われた境シェフとの打ち合わせでは、料理のコンセプトと大まかな流れを話し合った。

「料理人の方とのコラボレーションでは、想像を越えた使い方をしてくれることが多いので、コースの大まかな流れを伺いつつ、最終的には自由に器を作っています。今回のイベントでも、料理とのセッションを感じていただけるのではないでしょうか」と吉田さんは語る。

「黒や白は、食材の色を受け止め引き立ててくれる色です。そこに、カラフルなデリを盛りつけるベジタブルビュッフェも見どころです。食材らしい表情を引きだす調理の仕方と、器の合わせ方に注目してください」と境シェフ。

この2人のクリエイターのコラボレーションは、事前予約制なので、気になる方はお早めに。

陶芸家、吉田直嗣が追い求める器の美学とは

「吉田直嗣さんの白と黒のうつわでいただく休日ブランチ」

日程／2018年9月23日（日）12：00〜15：00
会場／THE ARTISAN TABLE・DEAN & DELUCA
参加費／¥10,000
URL／https://0923artisantable.peatix.com
※店頭または予約ページにて要予約。

「京都『なる屋』上嶋良太シェフとうつわを楽しむ一夜ディナー」

日程／2018年10月9日（火）19：00〜21：00
会場／DEAN & DELUCA 福岡
参加費／¥8,000
URL／https://1009fukuoka.peatix.com
※店頭または予約ページにて要予約。

また、吉田直嗣も参加する「はたらく器、おいしい皿。2018」展では、「うつわ祥見」主宰の祥見知生をディレクターに迎え、20人の日本の作家による個性豊かな器を展示販売。六本木と福岡のほか、開催期間中はオンラインでも販売する。この秋、お気に入りの器との新しい暮らしを始めてみるのはいかが？

<上・左>吉⽥崇昭（福岡） <上・右>巳亦敬一（札幌） <中・左>吉岡萬理（奈良） <中・右>境道一 <下・左>八田亨（大阪） <下・右>尾形アツシ（奈良）

「はたらく器、おいしい皿。2018」

日程・会場／
9月25日（火）〜10月1日（月） DEAN & DELUCA 六本木
10月9日（火）〜10月18日（木） DEAN & DELUCA 福岡
9月25日（火）〜10月31日（火） オンラインストア
ディレクション／祥見知生
※なくなり次第終了