予約急げ! アーティスト森村泰昌らが上演 「シアターコモンズ’18」
世界各国のアーティストらによる演劇公演やレクチャーパフォーマンスなどのプログラムを楽しむことができる 「シスターコモンズ ’18」。2月22日から約3週間にわたり港区エリア5カ所で開催される。
劇場や演劇の概念を拡張することで、都市に新たな共有地(コモンズ)を生み出そうとする試み「シスターコモンズ ’18」。 国内外から9組のアーティストが参加し、演劇公演やワークショップ、対話型イベントなどが開催される。
見どころはなんといっても、美術家・森村泰昌による初の新作レクチャーパフォーマンス。レクチャーパフォーマンスとは、作者が自分の作品を語るアーティストトークを、新たな芸術作品に昇華させようとする試みのこと。表現者が自らの言葉で観客に語りかけることで作品をつくりあげていく。森村は一体何を語るのか、予告映像を観ながら楽しみに待ちたい 。
ほかにも、国際現代美術展「ドクメンタ14」の話題作、ブシュラ・ハリーリの『テンペスト・ソサエティ』が上映されるほか、注目の演出家、マーク・テの新作など盛りだくさん。どちらも日本初上映となる。
「シアターコモンズ ’18」では、パスを購入すればどのプログラムでも観ることができる (別途予約が必要)。複数のプログラムに参加して、イベントを最大限に楽しもう。各演目はぞくぞくと店員に達してきているがまだまだ参加可能。会場は、ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センターほか港区内5カ所で開催。急げ——!
ブシュラ・ハリーリ『テンペスト・ソサエティ』 ©Bouchra Khalili
藤井光『ピレウス/ヘテロクロニア』 ©Hikaru Fujii
「シアターコモンズ ’18」
会期/2018年2月22日(木)〜3月11日(日)
会場/東京都港区エリア各所
チケット代金(コモンズパス)/一般 4800円、学生 3500円、港区民 4500円
※パスは1種類のみ
※各演目の参加には、別途演目の個別予約が必要。各演目残席情報はこちらから。
URL/theatercommons.tokyo/
Text : Manami Abe