伝統が織りなす未来。着物の新たな美を発見!
日本が誇る伝統文化のひとつ、「着物」。世界で活躍する一流クリエイターが、秀逸を極めた着物を新しい解釈のもとに表現した展覧会「KIMONO ROBOTO」を、東京・表参道ヒルズ本館B3Fにある、スペースオーにて12月より開催! その気になる全貌はいかに……!?
本展では、460年の歴史を持つ京友禅の老舗「千總(ちそう)」による「束熨斗文様振袖」や、皇室献上作家・藤井寛作による「慶長桃山小袖松皮文様」など、プロジェクトを代表する13点の着物が展示。その他にも加賀友禅、江戸小紋など、まさに日本を代表する伝統文化“着物”が集結する。
そんな秀逸を極めた貴重な着物が見られるだけでなく、世界中のコンテンポラリークリエイターによる演出がコラボレーション。アイルランドを代表するアーティストのBjörk(ビョーク)は、最新のミュージックビデオで2年かけて制作された着物を着用。世界的に最も影響力のある現代写真家のひとりPeter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)は、着物とファッションの出会いを撮影している。
その他にも、写真家の土井浩一郎や、革新的なファッションショーの演出で知られるAlexandre de Betak(アレクサンドル・ドゥ・ベタック)、Warren du Preez & Nick Thornton-Jones(ウォーレン・デュプリア & ニック・ソ―ントン・ジョーンズ)らによる作品や、演出によってまたとない空間となりそうだ。着物の新たな美しさを発見できるこの機会、ぜひお見逃しなく!
Photographer Koichiro Doi
「KIMONO ROBOTO」
会期/2017年12月1日(金)〜12月10日(日)
会場/表参道ヒルズ本館 B3F スペース オー
住所/東京都渋谷区神宮前4-12-10
時間/月〜土曜11:00〜21:00、日曜11:00~20:00※最終日(12月10日)は〜16:00
URL/www.kimonoroboto.com/
Text:Akane Naniwa