日本/ドイツ、街を漂うアーティストの想像力の行方 | Numero TOKYO
Art / Post

日本/ドイツ、街を漂うアーティストの想像力の行方

佐藤時啓『An hour exposure 2017 Tokyo - Akihabara』(2017年)

日本とドイツの作家3名が、異国で滞在制作した作品を発表するプロジェクト。街を漂う現代美術アーティストたち、その類いまれなる想像力の行方とは?

日本とドイツの現代美術アーティストが異国に滞在し、制作を行うメルセデス・ベンツ日本の文化・芸術支援活動『メルセデス・ベンツ・アート・スコープ』。2003年からパートナーを務める原美術館で3年ぶりに開催される今回は、日本から2名、ドイツから1名のアーティストが新作を発表。泉太郎のどこかおかしくも不思議な映像インスタレーション、佐藤時啓(招待出品)による、90年代に一度作品化した東京の街を異なる手法で再び撮影した写真作品。そして、メンヤ・ステヴェンソンによる、日本に着想を得た写真やモノタイプなど多彩な作品群。東京とベルリンの街を漂泊する、三者三様の想像力の行方が開陳される。

『メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015-2017 漂泊する想像力』
会期/2017年5月27日(土)〜8月27日(日)
会場/原美術館 東京都品川区北品川4-7-25
時間/11:00〜17:00(水は〜20:00)
休館/月(7月17日は開館)、7月18日
TEL/03-3445-0651
URL/www.haramuseum.or.jp

Text:Keita Fukasawa

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