21世紀少女 vol.5アーティスト DAOKO時空を超えたポエムラッパー | Numero TOKYO - Part 2
Culture / Post

21世紀少女 vol.5
アーティスト DAOKO
時空を超えたポエムラッパー

フォトグラファー田口まき&小誌エディトリアルディレクター軍地彩弓がお送りする「21世紀少女」。クリエイターやアーティストなど、21世紀的な感覚を持つ新世代女子を一人ずつ紹介する連載。Vol.5のゲストは、女子高生でありながらメジャーデビューをしたアーティストのDAOKO。その歌声のとおり、ふわりと柔らかい雰囲気の彼女。撮影はファーストアルバムを収録したスタジオで行われた。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2015年7・8月合併号掲載)

the recipe of me 私の頭の中 21世紀的感覚を持った新世代の若者は、普段どんなことを考えているのだろう? そのヒントは彼らの周りの“モノ”にもちりばめられている。DAOKOさんのルーツとなるCDや本、自身の感性を映し出す絵や写真、ライヴでの必需品など、彼女の世界における大切なモノたちを紹介してもらった。

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(左上から)大切に読んでいる本は、1977年に17歳で夭逝した山田かまちの詩画集『悩みはイバラのようにふりそそぐ』(筑摩書房)。「(当時のかまちと)同い年だから共感することが多いんです」。幼稚園の頃から聴いている椎名林檎。CDは、当時父親が購入したもの。『本能』と『歌舞伎町の女王』(ともに99年)。お姉ちゃんが聴いていた“たま”のアルバム『さんだる』(90年)。「同級生の友達がイイと言っていて、最近また聴くように」。
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(左から)いつも持ち歩いているCDプレイヤーは、約半年前に購入。「iPodに入れる前に、もらったり買ったりしたらすぐに聴きたいから」。ずっと使っているヘッドホンは「SENNHEISER」のHD-25シリーズ。
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自分で描いた絵。絵を描くことが趣味。
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(左から)いつも着けている「Stussy」の指輪。「$モチーフだから、金運が上がるかなって(笑)」。母親から大学の入学祝いにプレゼントしてもらった時計。「URB APOTHECARY」の“SLUMBER SALVE”の香りが好き。
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(左上から時計回りに)愛用の「THREE」のリップグロス。赤とピンクは気分で。「HONEY VALLEY」のハチミツは抗菌作用があり、風邪をひきにくくなる。「TRADITIONAL MEDICINALS」のハーブティーThroat Coat。「喉に劇的に効いて、喉が開く感じがするので、ライヴ前やレコーディング前には必ず飲んでいます」。

DAOKOの年表とQ&A

Photo:Maki Taguchi
Director:Sayumi Gunji
Text:Rie Hayashi

Profile

DAOKO(だをこ) 1997年生まれ、東京都出身。15歳のときにニコニコ動画へ投稿した楽曲で注目を集め、2012年に1st Album発売。15年3月、女子高生にしてTOY’S FACTORYからメジャーデビュー。

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