21世紀少女 vol.3ハードボイルドな砂糖菓子作家超越KUNIKA | Numero TOKYO - Part 2
Culture / Post

21世紀少女 vol.3
ハードボイルドな砂糖菓子作家超越
KUNIKA

フォトグラファー田口まき&小誌エディトリアルディレクター軍地彩弓がお送りする「21世紀少女」。クリエイターやアーティストなど、21世紀的な感覚を持つ新世代女子を一人ずつ紹介する新連載。vol.3のゲストは、スイーツアーティストのKUNIKA。彼女の作品に囲まれた“KUNIKAワールド”で行われた撮影・取材では、終始、彼女の真面目さと謙虚さ、それに表現に対する熱さが伝わってきた。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2015年5月号掲載)

the recipe of me
私の頭の中

21世紀的感覚を持った新世代女子は、普段どんなことを考えているのだろう? そのヒントは、彼女たちの周りの“モノ”にもちりばめられている。KUNIKAさんの好きなモノは一貫していて、どれも一目で彼女のモノだとわかる。そんな彼女を形づくる“KUNIKAワールド”の断片を紹介してもらった。

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KUNIKA作品の代表作の一つ。バービー人形のドレスが、お砂糖を固めて作ったケーキに!

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自作のトランプのアイシングクッキー。

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(左上から時計回りに)発売中の自分の本たち。KUNIKAの作品やイラスト、撮影した写真などが素材集『Sweets&Antique』に! 『Sweets Artist KUNIKA’s DREAMY アイシングクッキー』。“生きる伝説”高橋真琴さんの『少女ロマンス』 。ブラジルのアーティストSTEPHAN DOITSCHINOFFの本。「独特な世界と色合いが大好き!」

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(左上から時計回りに)自ら水中カメラで撮った写真。趣味のダイビング中使用している水中カメラ。水泳で全国大会に出場していた小中時代の愛用水中メガネ。

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製菓の専門学校時代のノート!  細かいメモと精巧なイラスト。

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(左上から時計回りに)約一年前、一人でスペインのミハスを旅したときに見つけた運命の壁飾り。「映画『アメリ』で主人公が小人をいろんな所に連れていって写真を撮るシーンが好きで、それを真似してます(笑)」 。大阪のメキシコ雑貨店で購入したiPhoneケース。「Grimoire」のお客だった時代に買ったアクセサリー。

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(左上から時計回りに)スイーツ制作に使う口金たち。これを使い分けて作品を作る。制作時には両手にパレットを!

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水色のシュガーケーキ。「細かい模様を入れた作品を作るのが好き」

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(左上から時計回りに)貝殻や珊瑚を使い、人魚のお城をイメージして制作したオブジェ。自作のバラのアイシングクッキー。

KUNIKAの年表とQ&A

Photo:Maki Taguchi
Director:Sayumi Gunji
Text:Rie Hayashi

Profile

KUNIKA(クニカ) マンダリンオリエンタル東京でパティシエとして修業したのち、スイーツアーティストとして独立、多方面にわたり活動中。自身の感性を通してスイーツをアートに落とし込み、新たなジャンルを広げている。

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