
今年もまた、うだる暑さの夏がやってくる──。正直げんなりしてしまうけれど、そんな気持ちをアゲてくれるのが、猛暑や雨天とはまったく無縁で楽しめる韓国の大型リゾート「インスパイア」。夜まで遊べる屋内ウォーターパークやデジタルストリートでの韓国屋台グルメなど、夏に向けたイベントや日本初公開の最新施設にエクスクルーシブ体験などを、ここで一挙にご紹介。夏休みが待ち遠しくなってきた!
インスパイアって、どうスゴいの?

Netflixの恋愛リアリティ番組『脱出おひとり島』のロケ地として注目を集め、今いちばんホットな旅先「インスパイア・エンターテインメント・リゾート」(以下、インスパイア)。2024年、仁川国際空港から車でわずか15分にオープンした、大型エンターテイメントリゾートです。

インスパイアのスゴさは東京ドーム約10個分の広大な敷地に、5ツ星ホテルをはじめ、ショッピングやダイニングの総合モール、屋内ウォーターパークに屋内多目的イベント会場、デジタルを駆使したアート展示館、そして外国人向けカジノなど、あらゆるコンテンツが大集合。デジタル技術を駆使した滞在型次世代リゾートなのです。

インスパイアはほとんどの施設が屋内型なので、つまり灼熱地獄とは無縁! もちろん雨天も関係なし。いつでも、誰とでも、旅しても楽しいわけです。

そして今回は、没入体験デジタルアート展示館「ル・スペース」や、デジタルストリートで韓国屋台グルメが楽しめるナイトマーケット、ライブをVIP気分で楽しめる「スカイボックス」など、日本初公開のニュースもお届けします!
全天候型のウォーターパークは昼と夜とでは違う顔!?

あらゆるエンターテイメントが勢揃いしたインスパイア。何からはじめようか、迷ってしまうほどの選択肢があるのだけど、まずは夏といえば、プールでしょ!

天井のガラスドームから光が降り注ぐ、ヴァカンス気分満開のトロピカルプール「スプラッシュベイ」。全体を取り囲むように曲がりくねった流れるプール(レイジー・リバー)や、チューブの中をスピード感たっぷりにライドするスライダー(アクアレイサー)など、子供から大人まで楽しめる多彩なウォーターアトラクションを体験できます。

夜の20時を過ぎると、賑やかなプールから幻想的かつエキゾチックに雰囲気が一変。大人のためのナイトプールの時間です(別途、イブニングチケットが必要)。バーでカクテルをオーダーし、カバナやサンベッドでくつろぐこともOK。23時まで営業しているので、ひとしきり遊んだ後でも夜のプールでくつろげます(営業時間はシーズンなどにより変動します)。
ちなみに宿泊者以外のウォークインでも利用は可能。水着のレンタルもあります。
食べ歩きが楽しい、韓国夜市をデジタルで再現

夏の夜を盛り上げるもうひとつのイベントが、本場の韓国夜市をデジタルエンターテイメント空間で再現した「オーロラ・ナイトマーケット」。これは9月26日(土)まで開催中です。

会場である「オーロラ」では、全長150メートル、高さ25メートルのストリート全体に超高精細LEDスクリーンをめぐらせ、没入型デジタルエンターテインメントが繰り広げられるMust See!なアトラクション。1時間おきに神秘的な森や荘厳な海のストーリーが描き出され、多くのお客が足を止めて天井を見上げるのが恒例イベントとなっています。

そのオーロラで毎週土曜日の20~24時(7月31日~8月15日は金曜日も)、デジタル映像によって、ネオン輝く賑やかな夜市が再現されます! ストリートをそぞろ歩けば、チキン、タコ、カルビなどの明洞串焼きや、広蔵市場の緑豆チヂミや海鮮チヂミ、さらに新林スンデに束草タッカンジョンなど、韓国で人気のローカルフードの屋台がずらり。食べ歩きが楽しい!
ビールブースや試飲プログラム、限定商品を試せるコーナーなどのスペシャルなコンテンツも用意。ライブパフォーマンスも会場を盛り上げます。
宇宙から銀世界まで19の世界を旅するデジタルアート展示館

インスパイアの魅力のひとつに最新デジタル技術があるけれど、新たにお目見えの韓国最大規模(約6,142平方メートル)を誇る没入型メディアアート展示館「ル・スペース」は、その真骨頂。

白いモフモフのキャラクター、イエティに導かれるように、銀河や宇宙、雪の銀世界など幻想的な18の空間を旅していきます。ただ鑑賞するだけでなく、タッチやモーション認識などのインタラクティブな技術や、立体的な動きを生み出すキネティックアートも取り入れ、没入感もひときわ!

19の空間を回り終えた頃には、まるでひとつの旅を終えたかのような充足感。そして旅を案内してくれたキャラクターのイエティのファンになっているはず。
VIP気分でライブやイベントを楽しむ新しいスタイル「スカイボックス」

アワードに輝く最高水準の音響設備と最先端のステージ施設を備えた、韓国初の多目的イベント会場「アリーナ」。世界的ポップアーティストの来韓公演やトップクラスのK-POPアーティストによるライブが、世界最高レベルの音響・映像・照明システムと演出で、繰り広げられます。

この「アリーナ」のスペシャルな楽しみ方が、今回、初公開となった「スカイボックス」。アリーナを見下ろすシートに加えて、くつろぎのラウンジも用意された、いわばVIP気分を味わえるプライベート空間です。

アリーナ到着後、専用のエントランスで「スカイボックス」へ。公演開始まではラウンジで食事やドリンクを楽しみ、公演の幕があがったら一区画を独占したシートに移動。あるいは、そのままラウンジでフラットスクリーンを介してライブを鑑賞することもできます。

このスカイボックスは全25室。ライブのみならず、その前後もゆったりと楽しめる、ホテルでいうなら5ツ星のホスピタリティ。ライブ鑑賞の新しいスタイルと言えそうです。
ちなみに、今回、5月下旬に発売されたばかりのベルギー発のイヤーウェア「Pleasing ×Loop Experence2」(¥5,990)を装着してライブに参戦。これはクリアな音質を保ちながらノイズをカット、耳への負担を軽減してくれるというスグレもの。One Directionのメンバーのハリー・スタイルズ監修ブランド「Pleasing」とのコラボなので、デザイン性もばっちりです。
これまでもライブの爆音は好きだけれども、鼓膜への音の“圧”が続くと、ライブ後にどうしても耳に違和感が残っていました。今回、試してみたところ、その場の臨場感は保たれつつも、ライブ後の耳の負担がなかったのが、新しい感覚。この夏のフェスにいかがでしょう?
Netflix『脱出おひとり島』の“天国島”のヴィラは本当に天国!

あらゆるエンターテイメントを揃えたインスパイア、ホテルもあらゆるニーズに対応した5つ星です。「フォレスト」「サン」「オーシャン」の3つのタワー棟からなり、全1275室。各タワーはさらにデラックス、スイート、ヴィラなどのカテゴリーに分かれます。
各タワーには宿泊ゲスト専用のプライベートラウンジを用意。宿泊者専用の屋内プールやフィットネスセンター、プレミアムスパもあります。

森をイメージした「フォレスト」タワーは、ファミリーにおすすめ。オレンジとオーシャンブルーを基調にした、遊び心あふれるデザインが特徴です。アメニティはロンドンの「FLORIS」。


カジノの真上に位置する「サン」タワーは、太陽からインスピレーションを得た深紅の色使いが印象的。縁起もよさそうです。インテリアは重厚感があり、落ち着きのあるハイグレードタイプです。

会議施設と直結した「オーシャン」はビジネス仕様。大理石のデスクや多機能サイドテーブル、ラグジュアリーな革製家具など、エグゼクティブな雰囲気です。アメニティは「ブルガリ」。


そして、インスパイア最高峰の客室がヴィラ!! 『脱出おひとり島』でカップルがひと時を過ごす“天国島”のロケ場所がこちらです。5室のみヴィラスイートは専属バトラーがフロア入口で迎えてくれて、2つのベッドルームにプライベートバー、テラスにはプライベートプールまでも! 憧れをそのままカタチにしたような、コリアン・ラグジュアリーな世界を味わえます!

迷子になっても、宝探し気分で楽しいモール
2泊3日の旅1回では、インスパイアの全体像を把握するのは、ほぼ至難のワザでしょう。なんせ東京ドーム約10個分。各施設を結ぶ、「インスパイアモール」のデザインも入り組んで感じられ、何度迷子になったことか。この際、喜んで迷子になって、宝探しをするようにグルメやショッピングを楽しむのもアリです。


フードコート「オアシスグルメビレッジ」は“世界樹”という巨木を中心に水路が流れ、その周囲を各国料理のレストランが並んだ造り。日本風鍋や丼もの、韓国風釜飯、香港フュージョン料理にクラフトバーガー、ピザなど、多彩なメニューが楽しめます。


米国以外では初出店の「マイケル・ジョーダンズ・ステーキハウス」もおすすめ。最高級のUSDAプライムビーフを、コチジャンの入ったシグネチャーソースや塩でシンプルにいただきます。厳選されたワインとのペアリングも、ぜひ。名物の、何層にも重ねた豪快なパンケーキも楽しめるよう、胃袋のスペース配分をお忘れなく。

高級中華なら「ホンパン(紅盤)」へ。北京ダックが主役の全7品コースは、2名で148,000ウォンとリーズナブル。 ボリューム満点で、後半の絶品揚州チャーハンまでたどり着けなかったのが、唯一の心残り。朝食をパスしてでも、おためしあれ。


あれこれ多彩にプレミアムな料理を楽しむなら、ビュッフェスタイルのシグネチャーレストラン「シェフズ・キッチン」がおすすめ。各国の本格的な料理がジャンルごとにレイアウトされ、お皿を片手に回遊するたびに、ついつい大盛に。ライブキッチンの調理する音や香りも食欲をそそります。それにしても、日本料理コーナーのウニといくらを贅沢に使った小鉢、反則級の美味しさでした。

モール内には、ソウルでビブグルマンに選ばれた「黄生家カルグクス」(韓国麺やマンドゥ)や「ハンワダム」(韓牛料理)、「ソンチュカマコル」(韓国焼肉)など名店も出店。おしゃれなカフェもあるので、ショッピングの合間のブレイクにも格好です。

ショッピングもドラッグショップの「オリーブヤング」や「ウィグルウィグル」など、ソウルの人気チェーン店が揃っているので、ほしいものはここでほぼ手に入る、といってもいいほど。
一度では頭の中に地図が描き切れないほど、広大なインスパイア。通うたびになにか楽しい発見があります。
インスパイア・エンターテイメント・リゾート
www.inspireresorts.com/ja
Photos & Text: Chieko Koseki
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