“世界一”や“地球初”の体験がオンパレード。リベンジ旅はずばり、3泊5日ドバイで完全燃焼! | Numero TOKYO
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“世界一”や“地球初”の体験がオンパレード。リベンジ旅はずばり、3泊5日ドバイで完全燃焼! vol.3

そろそろ海外旅行を……という気分になったら、旅先候補にドバイはいかが? 第1回はアクティビティ、第2回はグルメシーンにフォーカス。今回はドバイでいちばんホットなデザインホテルの詳細と、今回ご紹介したスポットを3泊5日で制覇するタイムスケジュールをご紹介します。短い日程でもここまで遊べます!

目次
1. 3泊5日あれば、憧れのドバイを大満喫!
2. 今どきの感性が光る、新進気鋭のアートなホテルブランド
3. 子供の頃のワクワクが詰まったような客室
4. レストランは欧州の人気店と地元の人気店が5つも
5. ルーフトッププールに各種サウナ、ウェルネスも抜かりなし
6. 3泊5日タイムスケジュール

3泊5日あれば、憧れのドバイを大満喫!

ドバイへは東京と大阪から毎日直行便が飛び、東京からは約12時間、大阪からは約10時間。東京、大阪ともに直行便は往復ともに夜便です。

往路=日本発は夜&ドバイ着は朝、そして復路=ドバイ発は夜&日本着は夕方。つまり出発日はギリギリまで仕事ができ、ドバイ最終日はギリギリまで遊ぶことができます。3泊5日ならば金曜日の夜に出発して、月曜と火曜を休むだけでドバイ旅が実現できるのです。ちなみに東京の場合、3泊5日の現地滞在時間は約69時間30分も!

©︎AURA Skypool
©︎AURA Skypool

今回ご紹介したアクティビティやレストランなども、3泊5日でコンプリートできます。タイムスケジュールは末尾にご紹介するとして、まずはドバイでの拠点となるホテルをご紹介。『コンデナスト・トラベラー』誌のホットリスト2022の中で中東のベストニューオープンホテルズにも選ばれた、今注目のデザインホテルです!

今どきの感性が光る、新進気鋭のアートなホテルブランド

©︎25 hours Hotel One Central
©︎25 hours Hotel One Central

ハンブルクを本拠地とする、アコー傘下の新進気鋭のホテルブランド「25アワーズ・ホテル」が中東に初進出。こちら「25 アワーズ・ホテル・ワン・セントラル(25 hours Hotel One Central)」が位置するのは、一度見たら忘れないドバイの新アイコン・未来博物館のお隣。客室やバー、プールから見下ろした博物館ビューも自慢のひとつです。

©︎25 hours Hotel One Central
©︎25 hours Hotel One Central

ホテルのコンセプトは「現代によみがえった、ベドウィンの伝統」。ドバイのホテルにありがちな金ピカやアラベスク模様はないけれど、砂漠の民のベドウィンの伝統を再解釈し、コンテンポラリーなデザインの中に取り入れた空間はやはり“ドバイ”を感じます。

エントランスロビーに一歩入れば、25アワーズ・ホテルの世界観が目の前に開けます。2フロアを吹き抜けにしたロビーの中央には“ファウンテン・オブ・テールズ”と呼ばれる地球儀を乗せた噴水が鎮座。天井にはイラストレーターのドミニク・ブルカによる星座にインスピレーションを受けた作品が広がります。一画に眼鏡をかけた若き創業者のクリストフ・ホフマンさんも登場しています。

壁一面に、ホテルスタッフ(デザインチームではなくて)がオールドドバイで買い求めたインテリア雑貨やオブジェ、古いテレビなどが飾られ、どこかアンティークなおもちゃ箱をひっくり返したよう。

館内のいたるところにローカルのアーティストの作品が飾られ、目を楽しませてくれます。ユニークなのは、ホテル2階(ドバイの表示では1階)の「アナログサーカス」というスペース。ウィーンのスーパーセンス社と共同で、300本以上のカセットやウォークマン・ステーションを設置し、昔ながらの方法で音楽を聴くことができます。さらには自分でレコード盤を焼くことも!

また、ヨーロッパの企業とのコラボでユニークなサービスも提供。ドイツのシンデルハウア社の自転車がロビーや一部客室(アーティストヴィレッジ)で無料レンタルができ、英国の自動車メーカーMINIの協力による無料試乗も(4時間まで無料)。

コワークスペースとしてもローカルに人気です。

子供の頃のワクワクが詰まったような客室

6階建ての建物に客室とスイートが全434室。

エントリーレベルの「ベドウィンルーム」は、かつてベドウィンがドバイに暮らしていた頃のイメージを形に。部屋の中央にレインフォールシャワーを置いたレイアウトが斬新です。都会のノマドからインスピレーションを得た「グランピングルーム」は、カップルにおすすめ。

遊び心満開なのが、広々とした「アーティストヴィレッジスイート」。テレビ台はイーゼル、デスクの上には絵筆が置かれています。ロールアップのバスタブもキュート!

最もハイエンドな客室は6名まで収容可能な「ハカワティスイート」。目を見張るのは、“トリプル・キング”の巨大ベッド。ダンスフロアやフォトブース、階段を使う秘密のベッドルームも!

どの部屋にも共通して、アナログ電話やアルティメット・イヤーズのスピーカーを設置。

また、客室においてもアナログ回帰なサービス「アナログ・アップグレード」があります。これは大きなトランクケースに、VHSビデオやレコード盤、タイプライターやポラロイドを入れて、お部屋へ届けるもの。昭和世代はなつかしく、令和世代には新鮮な体験かも⁉

レストランは欧州の人気店と地元の人気店が5つも

ホテル内には個性も様々なレストラン&バーが5カ所。

1階には中庭と通じるオールデイ・カフェ「ノマド・デイ・バー(Nomad Day Bar)」。冬はテラス席が心地よく、コワークスペースとしても人気です。賞に輝く地元のバリスタ「ナイトジャー・コーヒー・ロースターズ」と提携し、こだわりの焙煎コーヒーがいただけます。

「タンドール・ティナ」はロンドンで有名なタンドール・チョップ・ハウスの姉妹レストラン。北インド料理に英国のひねりを加えたメニューを供しています。その名にかかげるとおり、タンドール窯を使った料理がシグネチャーです。

ベルリンからやってきたカクテルバー「モンキー・バー」は今、ドバイで最もアツい夜遊びスポット。DJがプレイする音楽にドバイのパーティーピーポーが連日連夜はしゃいでいます。6階のルーフトップに位置し、未来博物館を見下ろすビューも自慢です。モンキー・バーに隣接する「シーシャ・ガーデン」ではシーシャパイプ(これぞ、本場!)をくわえながら、まったりとチルアウトを。

バイエルンの伝統的なビール園「アーンスト・ビアガーデン(Ernst Biergarten)」は、訳すとそのままな“本気のビアガーデン”。自家製プレッツェルをつまみながら、クーッと一杯!

25アワーズ・ホテル・ワン・セントラルは、ホテルとしてのみならず、レストラン&バー目的で地元セレブも訪れる場所。わざわざ外へ行かなくても、ホテル内で充実した食が楽しめます。ちなみにレストラン&バー5軒、これはこのホテルブランド内でも最多だそうです。

ルーフトッププールに各種サウナ、ウェルネスも抜かりなし

建物最上階の6階は、客室はなく、エンターテイメントのフロア。

開放的なルーフトッププールは、ちょうど未来博物館のビューが迫ってくるよう。カクテル片手にサンラウンジャーに寝ころびながらビューを楽しみ、ひと泳ぎしては、またカクテル。バカンス気分も満開です。

ドライとスチームに分かれた、水着着用のアウトドア複合サウナはドバイ初。室内のソルトルーム(壁がヒマラヤ岩塩)も併せて、ドライ→スチーム→ソルトと利用すると、効果的だそう。

25アワーズ・ホテルでは唯一のスパでは25分間のクイックトリートメントから、頭から爪先まで丹念に磨き上げるフルボディトリートメントまでメニューがラインナップ。セルフケアで注目が集まる、ロンドンの「エリクシールクリニック」のビタミン注射もここで受けられます。地元セレブもアンチエイジングに訪れているとか!

本格的なジムは、どことなくロサンゼルスのベニスビーチにあるゴールドジム本店(シュワルツネッガーを輩出)と似た雰囲気? アウトドアのスペースでヨガも毎週、開催されています。

そのほかにもポッドキャストスタジオなど、気になる施設も。

©︎25 hours Hotel One Central
©︎25 hours Hotel One Central

どれも目の付けどころが、今どき。『コンデナスト・トラベラー』誌のホットリスト2022に選出されたのにも、納得です。

25アワーズ・ホテル・ワン・セントラル

住所/Trade Centre Street, off Sheikh Zayed Road, 9914 Dubai, UAE
TEL/+971-4-210-2525
URL/https://all.accor.com/hotel/B2J7/index.ja.shtml

3泊5日タイムスケジュールは、こちら

3泊5日を最大限に遊び尽くした、今回のドバイ旅。実際のタイムスケジュールを参考に、完全燃焼なドバイ旅、実践してみてくださいね。

DAY1
22:30 エミレーツ航空の直行便で成田を出発

DAY2
5:30 ドバイ国際空港着
7:20 25アワーズ・ホテル・ワン・セントラルにアーリーチェックイン/午前中はホテルでゆっくり

13:00 アル・カイマ・ヘリテージ・レストランでランチ
14:30 「アラビアン・アドベンチャーズ」によるオールド・ドバイ・ツアー
18:00 セヴァ・エクスペリエンスでサウンド・ヒーリング・メディテーション体験とヴィーガンディナー

20:30 ホテルへ戻る

DAY3
6:30 プラチナム・ヘリテージによるモーニング・デザート・サファリ

11:30 ホテルに戻り、館内のレストランでランチ
13:30 スカイ・ビューズ・ドバイの展望台とスライダー体験

15:20 ドバイモールでショッピング
18:30 タイム・アウト・マーケット・ドバイでディナー。ドバイ・ファウンテンも鑑賞
21:00 ホテルへ戻り、モンキー・バーで夜遊び

DAY4
10:00 AURAスカイプール

12:30 ナイトジャー・コーヒー・ロースターズでランチ

14:00 ウー・ラ・ラブでパフューム作り体験
16:00 ホテルを満喫
18:30 カーニバル・バイ・トレシンドでディナー
21:00 ホテルへ戻り荷造り
23:30 レイトチェックアウトして空港へ

DAY5
3:05 ドバイ国際空港から出発
17:20 成田空港到着

取材協力/ドバイ政府経済・観光庁
https://www.visitdubai.com/ja/


Photos & Text: Chieko Koseki

Profile

古関千恵子Chieko Koseki 旅行ライター。リゾートやエコ、ダイビングなど、国内外のビーチにフォーカスして寄稿。ここ最近は国内のビーチの美しさを再発見し、全国津々浦々を探訪中。目指すは伊能忠敬!? Instagram:@chieko_koseki

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