“普通じゃない”って何? シトウレイが推す 自分を貫くスタイル図鑑
見たことのあるスタイルはつまらない。
まだ誰も見たことがない自分らしいスタイルを追求する人こそが、モードを愛するファッショニスタだ。
そこでファッション界で活躍する4人に、自分を貫くクリエイターについて話を聞いた。
第1回のレコメンダーは、シトウレイ。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』12月号掲載)
常に挑戦を忘れず、自分なりの大人アレンジで着こなす人に惹かれます
妊娠中のスージー・バブル。
その体形を生かしたスタイルがクリエイティブ!
Susie bubble(ブロガー/ライター/エディター)
Instagram/@susiebubble
「ご存じスージーをおいて違和感あるファッションに挑戦してる人はいないでしょう。彼女はいま妊娠中で妊婦の体形だからこそ、それを生かしたシルエットのスタイリングをしているのがとても素敵。妊婦である自分自身を受け入れた上でファッションを楽しんでる姿がものすごくクリエイティブだなと思います。ファッションは『美しい、カワイイ、きれい』だけが価値じゃないなと彼女を見ていつも感じています。ユニークなこと、違和感があること、それもファッションの一つのかけがえのない価値観であり表現です」
なんといっても彼女のスタンス。
普通の服を着ているのを見たことがない!
Michelle Elie(エディター)
Instagram/@michelle_elie
「彼女におけるファッションは新しいコトの探求であり、真っ直ぐな好奇心があると感じます。違和感あるものを着こなせるのは彼女のハッピーでおおらかなキャラクターに加えて、手足がとても長く美しいプロポーションという恵まれた身体も理由の一つだと思います。パリコレ時に偶然彼女と隣の席になって話しかけたら『ギャルソンしか目に入らなかったんだけど、最近は他のブランドにも興味が湧いてくるようになってきて』と言っていたのが印象に残ってます。そのあたりから彼女の着こなしの自由さがさらに広がった気がします」
Text & Edit:Saki Shibata