マライア・キャリーのサプライズライブも! モエ・エ・シャンドンのホリデーイベントをNYからレポート | Numero TOKYO
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マライア・キャリーのサプライズライブも! モエ・エ・シャンドンのホリデーイベントをNYからレポート

誕生日やアニバーサリーといった祝福のシーン、家族や友人とのホームパーティ、そしてこれから迎えるクリスマスや新年に向けたホリデーシーズンにぴったりのシャンパン。中でも1743年創業のモエ・エ・シャンドンは、成功とエレガンスの象徴として世界中で愛飲され続けている。

そのモエ・エ・シャンドンは現在、パリ、ミラノ、東京、シドニーなど世界20以上の都市で順次、「 “Effervescence - エフェルヴェソンス” グローバルイベント」 を開催中だ。ニューヨークでは、オペラハウスやバレエシアターなど屋内外の公演施設を備えたリンカーンセンターがイベント会場となり、ブランドアンバサダーを務める世界的テニスプレーヤーのロジャー・フェデラーをはじめ、多くのスペシャルゲストたちをアート、音楽、シャンパンで魅了した。

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訪れたゲストたちを最初に迎えたのは、リンカーンセンターの中央広場に特設されたスカルプチャー、「Your Voices」。数々の受賞歴を持ち、今年9月にはロンドンの近代美術館、テートモダンの正面に、大聖堂のようなスカルプチャーを展示していたことも記憶に新しいイギリス人アーティストのエス・デヴリンが、モエ・エ・シャンドンのために特別に制作した作品で、700本の光るコードがドーム型に張り巡らされている。

「ニューヨークは地球上で最も言語的に多様な都市で、現在 700 以上の言語が話されているそうです。それぞれの言語には異なる世界観が含まれていて、これらの文化的視点が同時に存在しているからこそ、ニューヨークには独自のエナジー、強さ、回復力があるのだと思います」と語るデヴリン。

作品は緩やかなスピードで回転しており、中に足を踏み入れると、アルジェリア方言のアラビア語、アルザス語(フランス)、サポテック語(メキシコ)、ザルマ語(西アフリカ諸国)、ズールー語(南アフリカ諸国)など、実にさまざまな言語の音景に包まれる。

「この作品は、ウェイド・デイヴィス(カナダの文化人類学者)の ‘すべての言語は、長い間育まれた精神の森であり、思考の流域であり、スピリチュアルな可能性のエコシステムすべてである’ という言葉に応じています」

文化的、歴史的、生物学的知識が膨大に集積されたライブラリーである「言語」がインスピレーションとなった本作品には、ニューヨークの回復力とサステナビリティ、そして未来を祝福しよう、というデヴリンの思いが込められた。また、モエ・エ・シャンドンは、作品制作に携わったELA(話す人が減少している「絶滅危惧言語」の保護活動を行うNPO団体)に寄付を行った。

煌めくシャンパンゴールドに包まれた会場では、「モエ アンペリアル」と「モエ ネクター アンペリアル ロゼ」がゲストに振る舞われ、ニューヨークのファッション・カルチャーアイコン、VashtieによるDJセットが一気にパーティを盛り上げた。エミリー・ラタコウスキー、シエナ・ミラー、ジェシカ・チャステイン、テイラー・ラッセルといったセレブリティも続々と到着。

シャンパンの魔法と輝きに誰もが酔いしれる中、イベントは会場奥のシアターへと移動。どこからともなく現れたブラスバンドによるパフォーマンスによってますます期待と興奮が高まるとついに、サプライズゲストのマライア・キャリーがステージに登場。「Fantasy」「Honey」「We Belong Together」といった数々の名曲を次々と熱唱した。観客も一緒に歌い、会場が一体となったところで、大ヒット曲「All I Want for Christmas Is You」のイントロが流れて盛り上がりは最高潮に。ホリデーシーズンの女王、マライア・キャリーによる圧巻のパフォーマンスは、華やかな夜をいっそう輝かせた。

最後はアーティストやファッションデザイナーとしても活躍するヘロン・プレストンがDJを務め、ダンスフロアを沸かせた。

来年2023年には創業280周年を迎えるモエ・エ・シャンドン。ホリデーシーズンを彩ってくれるのはもちろん、大切な人への贈り物、自分自身へのご褒美など、あらゆるシーンをさらにスペシャルなメモリーへと変えてくれることだろう。

モエ・エ・シャンドン
www.moet.com

Text:Miko Uno

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