札幌の街を遊び倒すなら、自由度の高い「OMO3札幌すすきの by 星野リゾート」 | Numero TOKYO
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札幌の街を遊び倒すなら、自由度の高い「OMO3札幌すすきの by 星野リゾート」

人生初の札幌、すすきの! ここは食のパラダイス。さぁ、何から食べよう? ラーメンやジンギスカンなどの札幌の王道から、ちょっと大人なウィスキー、そして食のトレンド最先端の〆パフェまで、すすきのは美味しいものが詰まった福袋のよう! 食を中心に札幌を闊歩するなら、ディープな情報がゲットでき、かつ、滞在にあれこれと自由度が効く「OMO3(おもすりー)札幌すすきの by 星野リゾート」がやっぱり便利! お手頃プライスなので、余った予算で食をもう一軒!?

OMOにはサービス別に4つあるって、知ってた?

日本各地に展開し、北海道では3つのプロパティーを数える星野リゾートのホテルブランド「OMO(おも)」。「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市ホテル」をコンセプトに掲げるこちら、他とは一体どこが違うの?

いちばんの特徴は、ローカルだから知りえる情報や体験を提供している点でしょう。地元のスタッフが足で稼いだ情報は、オンタイム&ディープかつリアル。その街の“今”を伝え、時にはツアーとして一緒に体験します。ホテルを“寝に帰る場所”から“街遊びのベース”に進化させたのが、「OMO」といえそうです。

ちなみに、“OMO”の後ろに数字が付いているの、気が付きました?
1、3、5、7の4つがあり、数字によって含まれる設備やホテルスタイルが変わります。数字が上に行くほど、施設・サービスも充実しています。

札幌すすきのは「OMO3」。カフェやレストランはないけれど、フード&ドリンクステーションという24時間営業のコンビニ的ショップがあります。詳しくはのちほど触れますが、これが、実は自由度が高く、街を気ままに遊ぶのにもってこいなのです。

“幸せな夜更かし”の強力助っ人はOMOレンジャー

2022年1月28日にオープンした、OMO3札幌すすきの by 星野リゾートのコンセプトは“幸せな夜更かし”。

札幌の繁華街すすきのには、歴史ある老舗から最旬トレンドまで、食の名店がずらり。あそこ行ってみたい、これ食べておきたい! 〆パフェははずせないと、ハシゴは必至。夜遅くまで営業している店も多く、中には22時にオープンすると同時に行列ができるラーメン店も。すると、気づけば、夜更かし。そして、ハッピーな気分(罪悪感は家に帰ってから)!

初めての土地でも、ハズレなく、おいしい思いがしたい。そんな願いを叶えるのに一役買ってくれるのが、「ご近所ガイドOMOレンジャー(以下OMOレンジャー)」の存在です。

1階エントランス近くにあるOMOベースの壁には、OMOレンジャーが集めた街情報を満載した「ご近所マップ」が描かれています。おすすめの店をラーメン、ジンギスカン、〆パフェ&カフェなどのジャンルごとに分け、マップと連動したQRコード付きで紹介しています。出かける前にここで計画を練るのもアリでしょう。

毎日16時と17時には、北海道の名物料理をテーマに、名店紹介やうんちくを教えてくれる「すすきのアペロミーティング」(各回約15分、無料)が開催されます。

ラーメンやジンギスカンなど、OMOレンジャーのプレゼンは、伝わってくる熱量も違います。ラーメンで気になったのは22時から営業の「いそのかづお」! ジンギスカンでは鍋にこだわる「マルタケ本店」に行ってみたい!

ここで情報を入手して、その日の夕食を決めるのもOK。ちなみに“アペロ”とは夕食前にお酒を飲みながらおしゃべりを楽しむフランス文化から、ネーミングしたそうです。

一歩踏み込んだ体験をするなら、「Go-KINJO」

OMOレンジャーと共に、ホテルから徒歩圏内の街を知り、体験するサービスが「Go-KINJO」。一人じゃちょっと入りづらい、あるいは敷居が高く感じられる名店も、OMOレンジャーが一緒ならコワくない!?

すすきのでは2コースを開催。老舗料亭や札幌最古の炉端焼き、料亭〆パフェをめぐる「すすきのはしご酒ツアー」(1名5300円)と、「はじめてのBAR体験」(1名7000円)。そのうち、知らない街ではちょっと入りづらいBAR体験をチョイス。

全国で唯一「THE」が付くNIKKA BARのフラッグシップ「THE NIKKA BAR」へ。すすきのといえば、ニッカウヰスキーでしょう!

カウンター席について、まずはバーテンダーの先生からウィスキーについてレクチャー。今回はウィスキーでも「余市」と「宮城峡」の、蒸留所に行かないと買えないモルトの原酒をそれぞれ3種類、計6種類が目の前に並びます。グラスの蓋をあけながら、「これがシェリー樽の香り?」とクンクン。3種類を選び、スポイトを使って加水。

自分だけのオリジナルブレンドの完成です。一緒に供されるのは、ニッカバーのオリジナルの生チョコ。ウィスキーを楽しみ、バーの遊び方の入口に立った気分です。

ホテルに帰って、もう一飲みしたい気分なら……

OMOレンジャーにおすすめのお店を聞き、いざ、夜のすすきのへ!

「Suage(すあげ)」で初のスープカレーに挑戦。野菜がゴロゴロ入った薬膳スープのよう。んまいっ!

そして念願の〆パフェの聖地「パフェ、珈琲、酒、佐藤」(以下、佐藤)へ。友人の札幌っ子いわく、飲んだ後にラーメンではなくパフェを食するのは、ここではごく当たり前の流れらしい。

人気店・佐藤で数量限定のパフェに挑戦。甘さ一辺倒ではない味の変化や食感の多彩さに、スプーンをぱくぱくと口に運ぶうちに完食。

パフェを食べた分だけ運動をしようと、狸小路の6~7丁目のレトロなアーケード街を探検。昭和な世界観に迷い込み、これもちょっとした冒険です。

そして、ホテルへ帰着。

でも、まだ何か、飲みたいし、つまみたい……。そんな時に便利なのが「OMO Food & Drink Station」。24時間キャッシュレス&セルフレジで、ドリンクや軽食、アイスクリームなどを購入することができます。ワインのサーバーもあります。

商品のラインナップもセンスを感じます。北海道で人気のブランドや、コンビニなどには並ばない商品も。また、OMOのタグが付いていれば、オリジナル商品です。

翌朝にはおにぎりやサンドイッチ、ベーグルなどが並びます。

客室はクリーン&シンプルな造り。バスタブはないけれど、機能性が高く、元気が出るカラーリングです。ツインルームとダブルベッドの2タイプ。ヨアソビに格好のロケーションにあって、この宿泊料はお値打ち。リーズナブルなのも、ポイントです。

OMO3札幌すすきの by 星野リゾート

住所/北海道札幌市中央区南5条西6-14-1
TEL/0570-073-099(OMO 予約センター)
URL/www.hoshinoresorts.com/resortsandhotels/omobeb/omo/3sapporosusukino.html

 

Photos & Text: Chieko Koseki

Profile

古関千恵子Chieko Koseki 旅行ライター。リゾートやエコ、ダイビングなど、国内外のビーチにフォーカスして寄稿。ここ最近は国内のビーチの美しさを再発見し、全国津々浦々を探訪中。目指すは伊能忠敬!? Instagram:@chieko_koseki

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