このロゴに見覚えあり? 東京カルチャー案内 vol.18 青山月見ル君想フ
思いがけない発見を与えてくれる個性的な店の数々は、そのロゴも個性と魅力に溢れている。ヌメロ・トウキョウ10月号ではライブハウス、本屋、レコードショップ、コーヒーショップの4カテゴリからいまの東京カルチャーを形づくる店のロゴをコラージュで紹介した。ウェブでは拡大版としてもっと詳しいガイドをお届け! 第18回目は南青山のライブハウス、青山月見ル君想フ。
2004年オープン。吹き抜け構造が開放的で、ステージの後ろにトレードマークとも言える巨大な満月が煌々と輝く唯一無二のライブハウス、青山月見ル君想フ。満月をかたどったロゴは、ブランドやショップのロゴ、SPツール、パッケージなどを制作するサンコファ(Sankofa)によるもの。
月見ル君想フは150人が収容でき、ロック、ポップス、ジャズ、アイドルまで、オールジャンルの音楽を都内随一の音の良さで楽しめる。コロナ禍以降はライブ配信にも力を入れ、常時配信ができるシステムを完備。全長5.5Mの巨大なクレーンを使った空中撮影によって迫力ある映像を届けている。
飲食にも定評があり、レアなクラフトビールやオリジナルカクテルを揃えたドリンクに加え、名物の魯肉飯をはじめ、カレーやタコライス等のフードも人気だ。
10月からは月見ル君想フ17周年期間がスタート。10月10日(日)に開催の対バン企画「月見ル17周年記念公演 ザ・なつやすみバンド× 家主」を皮切りにスペシャルな記念イベントがたくさん予定されている。
Text:Kaori Komatsu Edit:Mariko Kimbara