私たちのニュースタンダード file. 20 ADER.bijoux プレス 砂辺綾子
私たちが直面した、いまだかつてない困難。コロナ禍で見つけた新しい価値観について、ファッション業界人に聞く連載シリーズ。 STAYHOME期間を経て手に入れた、それぞれの“ニュースタンダード”とは。第20回目は、ジュエリーブランド「ADER.bijoux(アデル ビジュー)」 プレスの砂辺綾子。
──STAYHOME期間中に始めた新しい趣味や習慣、活動について教えてください。
「今までも自炊をしていたのですが、自粛期間中はいつもは凝らない盛り付けに時間をかけたり(笑)、保存食を作ったりと丁寧に生活をしていたと思います」
「毎日の生活が豊かになるよう、花瓶(Andrea koller)や器(la maison de vent/鈴木麻起子さん、山田雅子さん)を新調しました。永くお付き合いできるもの、ずっと大切にできるか?を考えて慎重に購入するようになりました」
「使い捨てのプラスチックラップから、以前から気になっていた再利用可能なシリコンカバーを購入しました(いろいろ調べて、EARTH & FRIENDSのものにしました)。日本はアメリカに続いて2番目にプラスチックの廃棄量が多いと聞き、プラスチックは分解するのに1000年もかかるそう! 全部を変えることは今は難しくても、少しづつ変えていけたらと、自身でできることから無理しない程度におこなっています。購入してよかったです。なぜもっと早く使わなかったのかな、と思います」
──コロナ以前と今で変化したことはありますか?
「身体への向き合い方が変化しました。簡単に補えるサプリメントを摂取するように。最近のお気に入りは、友人が開発に携わっているNUDEMOREの飲む下地FOOD PRIMERは、疲労回復や美肌へ導く肝活に着目したサプリ。朝の目覚めがスッキリ違います! あとは3つのスパイスが効いたamritaraのSPICEFUL BEAUTYです。飲むとすぐに身体が温かくなるので冷えやすい方に特におすすめで表情も明るく感じます」
「また、除菌アルコールが手放せないので、ADER.bijouxのアトマイザーネックレスを愛用しています。ヴィンテージネックレスのような見ためで、好きなときにシュシュとできて、カバンをゴソゴソせずにストレスフリー」
「ファッションだと、気分が沈まないよう、明るい色や柄を身につけたり、今までは、赤リップが多かったのですが、カラーアイメイクを楽しんだりしています。あと、セールにて破格でDries Van Notenの柄シャツをゲット!永くお付き合いして、マイ・ヴィンテージにしていきたいです」
Edit: Yukiko Shinto, Nozomi Urushibara