Culture / Feature

未来のためにできること

少しごみを減らす。立ち止まって考える。一人ひとりの小さな意識の変革が、未来を持続可能にする。停滞を余儀なくされた今こそ、新しい価値観で社会を創造していこう。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年7・8月合併号より抜粋)

1.見直す

エシカルな銀行口座かいま一度チェックする

数々のサービスに囲まれて暮らすからこそ、企業の理念が未来に配慮したものか自ら調べて選ぶことを習慣にする。例えば今利用している銀行が化石燃料や原発関連企業に関与しているとして、その事実に「?」を感じたら、エシカルな銀行に乗り換えるきっかけになる。国際環境団体「350 Japan」のHPにある記事なども参考に。

350 Japan
world.350.org/ja

毎日使う検索エンジンで森林保全をサポート

一日にウェブ検索する回数は数知れず。実は検索するたびに利用した検索エンジンには収益が上がっている。だから収益の一部を森林保全のために寄付できる「Ecosia」を使う。約45回検索すれば1本の木を植えられるという夢のようなシステム。公式HPからも利用できるし、アプリをダウンロードして初期設定すれば習慣化しやすい。

Ecosia
ecosia.org

SNSチェックで自分の意識を変える

日々の生活で実践できるルーティンのヒントを探るため、2児の母親のRanさんが運用するインスタ(@zerowaste.japan)をフォロー。食器用スポンジを長く使えるたわしや環境に配慮したブラシに変える、料理を盛った皿にラップをかけるかわりに同じ大きさのお皿でフタをするなど、今すぐ取り入れられそうなハウツーがたくさん。

Zerowaste.Japan
instagram.com/zerowaste.japan

2.育てる

コットンから栽培してとっておきの洋服作り

洋服を着る“消費者”の枠組みを超えて、一着の服が完成するまでのプロセスの当事者になれば、洋服に対する認識は自ずと変わるはず。コットンを種から育てて紡績工場に持ち寄り、1年間かけて洋服を作るサービス「服のたね」なら、洋服づくりの1から10まで携われる。参加募集は毎年4月。

服のたね 2020 ¥2,020(税込)/月
エブリ デニム everydenim.com/fukunotane2020

ゴミをコンポストにして家庭菜園を楽しむ

生ゴミをコンポストにして有効活用すれば、家庭菜園を楽しめて食卓も豊かに。これぞ理想的なサイクル。土と種がセットになっている「LFCガーデニングセット」なら、3週間生ゴミを投入すれば2~3週間後には栄養たっぷりの堆肥になり、都会暮らしでも簡単においしい野菜を育てることができる。LINEによるサポートサービスも充実。

LFCガーデニングセット¥3,480
LFCコンポスト
lfc-compost.jp

“自家製”を充実させるなら、菌活がお役立ち

市販の食品に頼りすぎないで保存食を作るなど、“目先の利益”に飛びつかないこともサステナビリティにつながる。ぬか床に好きな野菜を漬けたり、牛乳パックでヨーグルトを作ってみたり、菌を活用すればより簡単。無印良品の「発酵ぬかどこ」なら、毎日かき混ぜ不要でチャレンジしやすい。野菜の切れ端からチーズまで、おいしく変身!

発酵ぬかどこ(1kg)¥825
無印良品 銀座 TEL/03-3538-1311

 

3.学ぶ

エシカルファッションを一つずつ学び直す

ファッションを楽しみながらサステナブルな生き方を心がける。一見ベクトルが異なるようだけど、正しい知識とアイデアさえあれば、両立できる。 “エシカルファッション”を学べるオンライン講座や会員同士のディスカッションなどのイベントに参加できる「unisteps(ユニステップス)」に参加して、ファッションの未来を考える。

エシカルファッション講座(ベーシック)¥5,000/全5回
ユニステップス unisteps.or.jp
※第2回募集 受講期間:2020年8月1日〜9月27日

ショートアニメを見て動植物に思いをはせる

人間に便利なシステムが優先されれば自然界にしわ寄せがいく。ウェブで観られる国際環境NGOの「グリーンピース・ジャパン」が公開した『HOME ~あるウミガメ一家の物語(日本語吹替版)』は、2分足らずの物語。でも絶滅の危機にさらされているウミガメの現状を知るには十分。サイトでは“海を守る”ための署名にも参加できる。

『HOME 〜 あるウミガメ一家の物語(日本語吹替版)』
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン greenpeace.org/japan

ラジオ・テレビの新番組でサステナブルを身近に

サステナブルを切り口にしたコンテンツは、楽しく情報収集するにはぴったり。4月から始まったテレビ番組『サステナブる』ではポップなイラストで楽しくサステナブルを解説、ラジオ番組『サステナ*デイズ』では未来を見据えた十人十色なライフスタイルを毎回紹介。「じゃあ、自分はどうする?」と考えずにいられない。

『サステナブる』TBS系 火22:57~
『サステナ*デイズ』TOKYO FM 木11:30~

「時間が教えてくれること」特集をもっと読む

Text:Nao Kadokami Cooperation:Rika Sueyoshi, Arisa Kamada, Takuro Kajiwara Edit:Sayaka Ito, Mariko Kimbara

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