私たちのニュースタンダード file.7 Steady Study PR 田邉友里恵 | Numero TOKYO
Culture / Lifestyle

私たちのニュースタンダード file.7 Steady Study PR 田邉友里恵

私たちが直面した、いまだかつてない困難。コロナ禍で見つけた新しい価値観について、ファッション業界人に聞く新連載がスタート。 STAYHOME期間を経て手に入れた、それぞれの“ニュースタンダード”とは。第7回目は、Steady Study PRの田邉友里恵。

植物のパワーでセルフケアを

──STAYHOME期間中に始めた新しい趣味や習慣、活動について教えてください。

「植物など自然のパワーを借りるようになりました! この数か月、コロナウイルスをはじめ心の衛生面まで悪くなるような出来事が立て続けでしたよね。わたしも不眠気味になったり、謎の蕁麻疹が出てしまったり、明らかに心の調子が体の調子にも表れているなあと思い、どうにか対抗できる方法はないか考えたところ、パリ出張で当時の上司に連れて行ってもらったエルボステリアを思い出しました。

植物療法士さんが自分の不調部分にぴったりな植物由来のアイテムをお勧めしてくれて、“病になる前にセルフケアをするっていいかも……!” と分からないことだらけながらも共感した記憶がありました。今こそ自然の力が必要だ!と思い、とはいえパリには行けないのでAmazonなどでポチポチ購入しました。メンタルに効果のある、ラベンダーやフランキンセンスが入った精油やルームスプレーを使ったり、浄化効果のあるパロサントとクリスタルをベッドサイドに置いたり、穏やかに過ごせるように日々色々とトライしています」

「他にもフラワーエッセンスと漢方なども試していて、なんでこんなに効果があるのか不思議で、謎を解明すべく本を読んだり自分のペースでゆっくり勉強しています。友人、同僚にはスピリチュアルだといじられますが、いつか周りの人の役に立てるレベルになりたいなと密かに思っています」

──コロナ以前と今で変化したことはありますか?

「お洋服も大好きですが特にジュエリーが大大大好きで、なにかと自分へのご褒美と理由をつけて集めていました。Stay Home期間でお買い物も行けず、かつての狂ったような物欲も沈静化し、先行き不安な気持ちもあったりで、今まで見た目重視で選びがちだったジュエリーは、自分の人生に本当に必要かどうか、今後自分の子供や孫に譲れるかなど、もっとロングタームな判断基準で選ぶようになりました。

つけ心地の良さはもちろんですが、最近は特に自然の力を借りたい気持ちが大きいので、石付きのジュエリーに目がいってしまいます。幸福の石であるシトリンを使ったトムウッドのリングや、チャンスを呼び込むダイヤモンドクオーツ、無敵の象徴ダイヤモンドを使ったシハラのピアスとブレスレットを新たにジュエリーコレクションへ追加して、自分の新たなパートナーとして身につけています」

「私たちのニュースタンダード」をもっと見る

Edit: Yukiko Shinto, Nozomi Urushibara

Profile

田邉友里恵Yurie Tanabe 1992年、東京生まれ芦屋育ち。お嬢様に囲まれた環境の中で、反骨精神を持ちつついろんなカルチャーにアンテナを張りながら生きてきました。チャイナなお洋服を偏愛していて、見つけた瞬間に飛びつきます。

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する