マレーシアと中国文化がミックスした“プラナカン様式”と西洋のエッセンス
マラッカ海峡の入り口に位置するジョージタウンは、マレーシアの中で首都クアラルンプールに次ぐ第二の都市。シンガポールとともにイギリスの植民地として開拓された歴史を持つこの街には、18〜20世紀のヨーロッパに見るコロニアル調の建物が立ち並ぶ。住宅、商店、ホテル、病院など、どれも洋館がベースとなっているので、アジアでは珍しい景観が楽しめます。街の中がいくつかのブロックに分かれていて、マレー人街、チャイナタウン、リトルインディアが歩いて回れるエリアにまとまっているのも面白い。
この街に住む人々の中でも、中国系移民の子孫で混血の民族はプラナカンと呼ばれ、中国やマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせた独自の生活スタイルを築いてきました。その独特の文化を知るには、ペナン・プラナカン博物館(写真:下段の3点)へ。貴族が実際に住んでいた華美なお屋敷の中に、アンティークの家具や食器、花器などの骨董品がところ狭しと並ぶ様子は圧巻(入場料 RM20)。伝統的なビーズ刺繍の美しい靴なども、ここで見ることができます。1年に1度壁の色を塗り替えるそうで、いつ見ても色が鮮やか(取材時はグリーン)。
Culture / Lifestyle
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Photo & Text:Yukiko Ito