女子美オープンキャンパスにゲスト出演してきました! | Saeborg
Saeborg

女子美オープンキャンパスにゲスト出演してきました!

またまた女子美に呼んで頂き、7月20日、相模原校地のオープンキャンパスにてゲスト出演してきました~!

サエボーグに是非来て欲しい、と生徒さんからの強い要望があったとの事で、そんな事言われて最初は舞い上がってたのですが、親御さんとかも来るわけで、私でつとまるのかなぁ?と心配にもなりました。。

けど、みんなに何かしら思いが届けばいい、という熱量勝負で挑んできました!!

 

学校のあらゆるところに張り紙が!嬉しいですね~

 

この穴に顔を突っ込みたかったのですが、写真を撮ってくれる人がいなくて断念。

オープンキャンパスには受験生や保護者などが中心に集まっていて、様々な企画がなされてました。

 

企画の司会進行も生徒達が頑張ってやっており、オープンキャンパスはこれから受験しにくる人達の為だけにあるわけじゃなく、現在いる生徒達の為にあったりもするんだろうな~、と思いましたね。

自分がたてた企画を実現させる喜びと、経験値をあげる効果があるんでしょうね。

 

役員室にて打ち合わせ&お着替え。学校のこんなお偉い感じの部屋に入ったのは初めてですww

絵もいいのが飾ってありました。

しかも司会進行の生徒さんたちに接待してもらい、ハーレム気分!

そして今回私を強く押してくれた生徒さんに何で私を呼んだのか聞くと、私は4月にも女子美で講演会をしたのですが、その時に来れなかったらしいんですね、それが悔しくて、個人的に自分が話を聞きたくて呼んでくれたらしいです。ワーイ!

その時私を呼んでくれたのは美術批評家の杉田敦さん。詳細は以下のブログにて↓

http://numero.jp/saeborg/2014/04/25/%e5%a5%b3%e5%ad%90%e7%be%8e%e3%81%a7%e8%ac%9b%e6%bc%94%e4%bc%9a%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%ef%bc%81/

 

今回のサエボーグの装いはこれ!ドップラー効果のコスだよ!&サエポーク。

この格好はなんぞ?と思ってる人もいるかもしれませんので説明を。

そもそも私がラバーが好きで着ぐるみやってたりする理由は、ラバーが人工的なものであるからです。性別、年齢、さらには人間である事から超越したいという願望からです。

なのでドップラー効果なんてゆーのはそれを全部超えてるとゆーか、そもそも概念?現象?だったりするわけで、、

 

まぁ、賢明なる読者諸君なら既にお気づきの事と思うが、、私が大好きなアメリカのTVドラマ「ビックバンセオリー」にてシェルドンがやってたコスをマネしてるだけなんですけどね。(彼は物理学者なのでそういうネタが多い)

彼が劇中着ているものを結構マーキングしています。

けど、写真見比べたらわかる通り、手足の長さが全然違うんですよねww

 

サエポーク、客寄せの為の宣伝中~!

 

スタンバイOK!

 

サエボーグ、ドップラー効果なんで「ミ~ン」と言いながら登場!!

張り切ったんですが反応が少なくて寂しかった。。しゅん、、

 

学校の中にある一番大きな講堂で講演しました。こんな大きい講堂で講演するのは初めてなので緊張。。

(でもよく考えたらデパHの会場よりは小さいんですよね)

 

スライドショーで自分のやってきたことを紹介。

ただ、この講演会では私の作品の説明をすることが目的ではなく、受験生や学生達へ激励をするために来たので、自分の作品自体のことはほぼ割愛させてもらいました。

 

自分がポンコツ学生だったことを悔やんでるので「今のうちから絶対にやっておいた方がいいこと」を中心にして実体験を踏まえた上で話しました。

 

事前に質問シートを用意されてたので、色々家で練ってきました。

学生さん達に少しでも伝われば、と思ってかなり考えてきたのですが、実際、みんながどう思ったのか、伝わったのかはわかりません。

「失敗してもかまわないから、とにかく実践すること」を繰り返し言いました。ようは、ポンコツ学生だった過去の自分に言えるなら言ってやりたかった事を言っただけです。

まぁ、今もポンコツなんでね、全部自分に言ってることなんですよね。

 

あとは受験の具体的なアドバイスなど。「問題文をよくよむこと、そこから出題者の意図を読み解くこと」とかですかね。

大学が欲しいのは試験の作品そのものじゃなくて人材なわけですからね。どういう人を欲しがってるかを考えることですよね、当たり前のことのようですが、私は当時、こんなことにも気づけませんでしたよ。。

 

今回の講演で話したことが、聴きに来て下さった方々に少しでも役に立ってもらえれば、と思ってます。

 

サエポークは講演中も暴れていました。

 

サエポークもお疲れ様!

聴きに来て下さった皆様、司会進行をやってくださった皆様、本当にありがとうございます~~~

また呼んで下さると嬉しいですっ!!

 

懐かしい母校よ、またね!!

Profile

saeborg

サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

Backnumber

Recommended Post