宮川ひかる展『Glittering』@3331 GALLERY | Saeborg
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宮川ひかる展『Glittering』@3331 GALLERY

友人の宮川ひかる嬢がまたまた展示を開催します!

今回は私も少しばかり身体の一部をモデル?として協力させていただきましたよ!

前回のトラウマリスでの展示ではトークショーにも参加したので興味ある方は以下を↓

宮川ひかる×サエボーグ togetter.com/li/674284 

 

 

『Glittering』
宮川ひかる展

2014.7/19(土)ー8/10(日)

3331 GALLERY →access

opening party : 7/19 18:00-20:00

galerz talk : 7/26 19:00-20:00 guest 塩入敏治 (art collector)

 

 

宮川ひかるのボディー・カッティングの写真作品はジュネーブで行われたプロジェクトに使われたもので、自身の身体にブランドイメージをカッティングするというものでした。その身体化された装飾は、モードに対する究極の願望を体現したものとして衝撃をもって受け取られました。
近年はタトゥーをシミュレーションした作品を多く発表しています。
背中のタトゥーを取材し、モチーフを刺繍や写真などのメディアに表現していきます。背中のタトゥーは見ることは出来なくても当人にとっての守り神であり、生命を育む太陽とおなじです。宮川は背中のタトゥーのような、見えないものを見るためのものに転換することで、そこにひそむ根源的テーマを提起します。初期の自身のボディー・カッティングから他人のタトゥーへと対象が変わっていることに、作者のまなざしが逆方向を向いているようにみえますが、身体性に内在した不可視の領域を窮めようとする宮川のアートに変わりはありません。

塩入敏治(アートコレクター)

 

 

宮川ひかる Hikaru Miyakawa

1976年名古屋生まれ。フランス・グルノーブル美術大学卒業(05年)、スイス・ジュネーブ美術大学修士課程修了(07年)。在学中から、モード・テキスタイル博物館(パリ)、ジュードポーム美術館(パリ)、 コレクション・ランベール(アヴィニョン)などの美術館でのグループ展に多数参加し、 07年、ジュネーブ市から若手アーティストを奨励するLissignol-Chevalier賞を受賞。08年から、東京、愛知、オランダでアーティスト キュレーターとして自身の作品を入れた展覧会の企画を行う。近年は、人間の深層心理の元型について、絵画、刺繍、インスタレーション、アクションなど多岐にわたる手法を用いて探求している。主な展覧会に、2013年「Platonic Obsession」 (XYZ collective/東京)、2010年「シュート」(あいちトリエ ンナーレ)、2009年「WONDER BANG!」トーキョーワンダーサイトEmerging Artist Support Program 2008 展覧会企画公募 (TWS本郷/東京)、2006年「Trip of Hikaru」 (高橋コレクション/東京)など。

 

宮川ひかる嬢 twitter.com/cendreetash

       hikarumiyakawa.berta.me 

Profile

saeborg

サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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