続報!PARIS MEN’S COLLECTION 2015-16 FW !!! | Die-co
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続報!PARIS MEN’S COLLECTION 2015-16 FW !!!

 

 

 

 

 

PARISはほんの少し、2℃か3℃暖かくなりましたが相変わらずの極寒。。。スケジュールは昨日から本格的にHaute Coutureに突入し、会場を彩るゲスト達もガラリとラグジュアリーに変わりましたね。。。

 

 

 

 

今シーズンはなんだかとてもパーティーが多く、連日シャンパンの海で溺れております。。。今年44歳、、、、ゾロ目のおっさんとしては、時々気が遠くなり そうな瞬間も多々ありましたが、日本代表としとして恥をかかないように連日お洒落して、Haute Cotureなので少しエレガントに、堂々と胸を張って会場へ足を運んでおります。

 

 

 

では、MEN’S COLLECTIONのおさらい。コレクション後半戦になると発表された作品を身近で見れるre-seeが怒濤の勢いで行われます。これ、スケジューリン グを間違えたり、ちょっとプレスの友達とおしゃべりに弾むと大変な事に、、、、コレクションバスも、同行してくれる相棒達もいないので、まさに究極の自己 管理。。。。今回は道に迷う事もなくズムーズに楽しく遂行出来ましたので、嬉しいばかりです。

 
まずはDIOR HOMME(ディオール オム)のre-seeにお邪魔して来ましたよ。なんと!!!!今回のコレクションでも注目のポピーのジャカードのジャケットに袖を通させて頂きました!し かも恒例のイケメンモデル君と2ショット!!!!実に柔らかいファブリックで、ほんとリッチな気分にさせて頂きました。

 

 

本来コレクションの最後に登場するイブニングからショーをスタートした今回。様々なタキシードやスワローテイルのジャケットはコンテンポラリーに解釈さ れ、実にフレッシュな印象です。こちらのような贅沢なジャカード、プリンス・オブ・ウェールズ、アクセントでコレクションを盛り上げている缶バッジには本 物の押し花が飾られていて、ムッシュが追求して来たガーデンの世界観が、メンズウエアでも表現されていましたよ。

 

 

 

 

スケジュール中にはロンドンのブランドを紹介する、ロンドンショールームのプレセンテーションにもお邪魔して来ました。

 

 

若手から大御所迄、つい先日発表されたロンドンを拠点とするブランドの作品を身近で見る事が出来て、それぞれがブースに分かれているので学園祭のような楽しさがあります。

 

 

こちらは今回、ピンクとブラックの作品で話題になったSibling(シブリング)のコレクションを来たモデル君。真ん中いるコレクションにも登場したユルユルの編みぐるみちゃんは、会場でも人気者で『欲しい!買いたい!』の声が溢れていましたね。

 

 

 

AMI. Alexandre Mattiussi(アミ アレクサンドル・マテュッシ)は16区にあるラジオ局のガレージを使って開催されました。薄暗い会場にはサーチライトが瞬き、ランウェイは直前迄水で濡らすという演出の中、ハードボイルドなコレクションがスタートします。

 

ワードローブ発想のアミらしいユーズフルなウエアに香るエッセンスは、いつもよりより男臭くダークサイドでしたね。シャニーなゴールドを使ったりエレガントなフラワーモチーフが登場したり、男の色気を感じさせてくれた素敵なコレクションでしたね。

 

 

Masion Marjiela(メゾン マルジェラ)は70’Sのディスコティークをテーマにコレクションをクリエイトしました。ぴったりしたトップスにワイドなパンツ、もちろんタックインで楽しむという70’Sスタイルがなんともフレッシュでしたね。

 

こちら、インナーのカットソーは段ボールが世界中を旅するうちに、いろんな国のスタンプやシールが貼られて行く様をプリントで表現したカットソーで、上に着ているジレはニットを裏返したテクスチャーで表現する為に、わざわざ裏側風の織りを施したアイテムです。

 

相変わらず上質なシャレに溢れた作品ばかりでしたね。

 

 

 

DIOR HOMMEのクリエイティブ・ディレクターも務めるクリス・ヴァン・アッシュ自身の名前のブランド、KRISVANASSCHE(クリスヴァンアッシュ)はコンクリートをテーマにユニークなコレクションを見せてくれました。

 

 

お得意のストリートテイストのワードローブの中には、シャイニーなサテンを多用したミリタリー調のコートやブルゾン、こちらはコートの前身頃にブラックジップのアクセントを取り入れ、ボタンホールとは違う場所で開閉を楽しめる なんて小技が効かせてあり注目でしたね。

 

 

 

 

KENZO(ケンゾー)のre-seeではMA-1をKENZO風に解釈したブルゾンに袖を頂いて大興奮!!!!巾着のようなバッグも素敵でしょ???

 

。。。。の割りには画像では網走刑務所出所後の健さんのような哀愁漂う背中が写ってしまいました。。。。

 

高田賢三氏が最初にパリでジャングルジャップというショップをオープンした時、彼を受け入れ、評価し、そこに集って来たのはパリのコミュニティーの人々で した。そのコミュニティーの中の一人一人のアイデンティティーを表現した今回、作品も一つ一つが実に個性的です。特殊加工を施したムートンや様々なエス ニックなムード、ニットはほんとに秀作ばかりで可愛かったですねぇ。。。

 

 

 

スタイリスト村瀬氏と毎度お騒がせしている3.1 Phillip Lim(スリーワン フィリップ リム)のre-seeでは、アウトドアのロープのディテールを施したこんなブルゾンをトライさせて頂きました。ってかこちら、私の大好物なボンテージにも取れるアイテムでございまして、裸に着れば良かったと後悔中。。。。。。

 

フィリップ自身が見た夢、クライミングしていた彼はなんと木星まで辿り着くという楽しいエピソードを、アウトドアテイストとフィーチャリスティックな世界観で男らしく表現していましたね。

 

アイウエアももちろんこちらのアイテム。素敵でしょ???

 

 

 

 

THOM BROWNE.NEW YORK.(トム ブラウン ニューヨーク)は、19区にあるパリイベントセンターに白一色で飾られた室内のセットのデコレーションがケスト達を迎えます。真っ白な服のモデル君によるパフォーマンスからショーはスタートし、やがて真っ黒にインテリアが変化すると、まるでお葬式の参列者ような作品がゆっくりとランウェイを歩いて来ます。

 

 

 

白いシャツ以外は全て真っ黒と いうカラーパレットを用い、モデル君達は黒衣の花嫁や未亡人をイメージさせるヴェールやヘッドドレスを身に付け、黒一色で織り上げたオリジナイティ溢れる ツイードやサテンやパテント。亀や鯨のモチーフが作品にアクセントを付けていましたね。。。。

 

 

 

 

 

 
昨日は感動的なChristian Diorのショーにうっとりし、今日はHaute Coture2日目。。。。。。これからCHANEL、GIORGIO ARMANI PRIVÉ、CHANELのファインジュエリー等ゴージャスなコレクションを見て参りますよぉ~。。。。。

 

 

 

 

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stylist designer artdirector

雑誌・TV・映画・舞台等、スタイリングからディレクションまで幅広く活躍中。著書『ダイコ★のブランドパスポート』が発売中

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